その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

性虐待サバイバー、天涯孤独を生きぬくドケチ節約術

なにを隠そう、私はケチです。何もかもがもったいなくてしょうがない。だから、余計なものは欲しくないし、万が一捨てなければならない時にも工夫をして何かに使えないかいつも考えてしまいます。

 

服やシーツは小さく切り雑巾として再生。空き瓶はピクルスのためにとっておきます。気に入ったものは花瓶に。少しだけ穴があいた下着や靴下は穴を縫えばいい。今使っているもらいものの裏がガーゼの夏掛けが気持ちが良く、通年使用しているうちにボロボロになって来たので、ズボンを切り刻んだ布で裏打ちして縫いました。十分使えます。貧乏って言うとツギを当てたふとんですよね、面白くて一人で笑ってます。

 

 

 

そして捨てる前に必ず一度は売りに行く。いまやそれは趣味となり、毎日工夫する日々を送っています。断捨離で押入れの中や道具箱の中を探っているうち、何十年も使っていないものがあるわあるわ。 電気コード、用途の分からない雑多な金具、冬服、雑貨などを軽自動車に詰めるだけ詰め込んで持ち込んでいます。

 

今は主にハードオフ(オフハウス併設)に通っています。一昨日で5回目です。100点持ち込んで60点くらい売れて合計2000円くらいになりました。錠剤の茶色い空き瓶が10円で売れたのにはびっくり。10月~11月は冬服を高く取ってくれるそうです。引き取れないものも突っ返されないのでそのままゴミとして置いてきます。もしかしたら、海外に輸出してるかもしれないけど、まあ、いいってことで。ゴミ捨ては結構大変なので助かりますね。

 

 

シェルターの家財道具はもらいものや拾ってきたもの(法律違反?)で賄ってみようと思いたち実行中。人さまの善意が頂き物にこもっている気がして安心感が得られるし、寄付してくださった方たちの心の片隅にシェルターのことが残るのではないかと思うからです。今のところシェルターの家財道具の90%くらいはもらいものですが、その中の半分くらいは私の家から持ち込んだものです。

 

まだ、エアコンや扇風機や電灯のシェード、その他もろもろありませんので、物資を募りたいのですが、シェルターの場所は秘密ですから、遠い方からは送ってもらえないので困っています。何か良い方法はないでしょうか?

 

 

 

 

 

私の趣味であるこのどけち節約生活は、天涯孤独を貫くために必要でした。貧乏に救われ、貧乏を楽しんでいます。

 

 

 

 

貧乏だからこそ、いろいろ考えるのに忙しいから欝も乗り越えているのかもしれません。お金がないから対人恐怖があるのにしかたなく働きにでて、しかたなく炊事して掃除している間に欝から離れていることがあります。「きひこもる金がないとです。。ひろしです。。ひろしです。。」という芸人がいましたが、私はその通り!とその芸人さんに共感。

 

もしお金があったら、私は若いうちに寝たきり引きこもりになっていたでしょう。なぜなら、私は前世がナマケモノではないかと思うくらい動きたくない人間だから。(いや、これには多分訳がある。そのことはまた後で書きます。)まあとにかく確実に、廃人でした。親から棄てられ貧乏で良かった!

 

結果アクセク働いて健康も保っていますもの。

 

 

 

天涯孤独を貫いているので、老後の住居問題を40代くらいに解決しておかなければなりませんでした。50歳、60歳となっていくにしたがい賃貸物件は借りるのが難しくなります。加えて私は夫無し、子ども無し、血族とはすべて縁を切っております。天涯孤独は楽で愉しいのですが、保証人がいないのがたまに傷。保証人がいないから就職しないで自営業、保証人がいないから家を買うのです。

 

30歳のとき、家を買おうと大決心をしてから10年間、1日500円しか使わないと決めて家の頭金を貯めました。その当時は肉と言えばひき肉、魚と言えば鰹節と決まっていました。イワシもたまには食べましたが。人間はキャベツとニンジンを食べていると死なないことが分かりましたよ。特にニンジンを食べていれば風邪もひかず元気が出ます。

 

 

八百屋さんで棄ててあるくず野菜をいつももらっていたら(もちろんウサギにあげると言って)、あとでその八百屋さんが塾の生徒の親せきと分かり慌てたり、小鳥に食べさせるからと一番安いコメを1キロだけ買ったり。そういうことが全部愉しかったのは、払うお金が全部自分で稼いでいるお金だったからです。まっとうに稼ぐのが気持ちよかった。

 

たまたまPTSDの症状もうつ病も、薬を飲まないで自分でなんとか乗り切れるレベルだったからかもしれません。本当にできないという人はいるのは知っていますから、これを読んでプレッシャーに感じないでくださいね。(いや、これにも訳がある。24歳の時に精神科医に全面否定された2次被害のせいで、治療してほしかったのに病院に通えなかった。1980年代当時は性虐待の理解が全くなかったから仕方がないのです。2018年に性虐待を全面否定する医者はいませんよね。結局薬漬けにされないで済んだということが本当です。今は逆にその薬過多問題があるように思います。薬はできるだけ少ないほうがよい。)

 

 

子ども時代の最初の頃こそ泣いていましたが、だんだん攻撃性の強い人格が表れて引っ張ってくれました。(この別人格のことは「精神・心・PTSD」のカテゴリーに詳しく書いています)

実父からの性虐待真っ最中の10歳のとき読んだ「家なき娘」のペリーヌのポジティブな行動が、実父への怒りと結びついたのでしょう。ペリーヌの人格の崇高さにははるか及ばず、新しい攻撃的人格は復讐しか考えていませんでしたけどね。

 

 

 

 

 天涯孤独とか節約とか財テクとか自給自足とかをはてなダイアリーに書こうとしていたのですが、ダイアリーがなくなるそうですので、これからひとまとめにこちらのブログに載せていきます。ブログテーマが増えそうですが、すみません。

 

これから、楽しい楽しいどけち節約生活の記事も書いていきます。お楽しみ(?)いただければ幸いです。次回はどけち節約術(水道・光熱費編)です。

 

 

 

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