その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

One Voiceの英国視察動画が素晴らしい。そして人権問題を茶化す芸人は許さない。

 One Voiceとは?

 

こんにちは、

 

「もう、沈黙はしない」をPOD出版した矢川冬です。

 

本はアマゾンでしか買えませんが、全国47都道府県の図書館に寄贈が完了しています。

 

図書館は同一県内で貸し借りをしていますから、お住いの市や町にないときは図書館の人に検索をかけてもらってください。それでも借りられない時は、このブログにご一報をいただけたら、有難いです。

  

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当事者が声をあげないと、虐待もいじめもなかったことにされてしまう

 One Voiceの活動については、

はてなブログを書いているさきさん(id:sakyuuu)のブログで詳しく書いています。ぜひ、一読ください。

sakyuuu.hatenablog.com

 

 

 

さきさんはマスメディアの取材も積極的に受けて何度も報道されているから、それと知らずご覧になった方もいるのではないでしょうか。

sakyuuu.hatenablog.com

 

 

 

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さきさんは、フラワーデモにも参加なさっています。

女児を出産したばかりなのに活動的で頭が下がります。しなやかな素敵な若いおかあさん。性虐待の被害当事者でも、さきさんのような健やかな心を取り戻しつつある若い世代がいることが心強いです。

sakyuuu.hatenablog.com

 

 

 

私が成し遂げられなかったことを、若い人たちが軽々と飛び越えて実現していく。

 

なんて、すばらしい。

 

どうか、これら若い人たちの勇気を讃えてください。

 

 

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フラワーデモとは 

www.flowerdemo.org

 

 

 

OneVoiceフラワーデモ一般社団法人スプリングに問い合わせると教えてくれます。

 

一般社団法人スプリングのご紹介

一般社団法人スプリング山本潤さん(「13歳、「私」をなくした私、性暴力と生きることのリアル」)が主催しています。月1回政治家に働きかけるロビーイング活動、年6回くらい全国へ講演会に出かけています。

あなたの町で講演するときは、ぜひ聴きにいって下さいね。

 

 

 

 

「一般社団法人スプリング」のホームページで見た

 

英国視察動画が最高です!!   (*^^)v

 

テンポよくて面白くて、ぜひご覧ください。 

 

spring-voice.org

 

 

 

 

 

今回は、今まで紹介したいと思いながら、私がのろまなために延び延びになっていたブログや活動を一気に放出!!

 

あー、やっと紹介ができました。安堵しております。

 

 

しかも、ユーチューブを貼り付けることができました!人生初めてのユーチューブ貼り付け!(得意げに報告)

70歳近いので、おおめに見てくだしゃい。

 

 

 

被虐待児が子どもの時死なないで成長した場合

ここで、私の年齢について一言。

 

私は10歳~12歳で実父から性虐待を受けたのですが、その10~12歳のあいだで、初潮が始まり心も体も成長を止めました。

ですから成長できなかった子どもとして、「ブリキの太鼓」のオスカルに少なからず共感しているのです。でも、私は彼ほど邪悪ではありませんよ、誤解なくね。

 

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そして、2018年に「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」を書いてから、気づいたのです。 

もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

 

 

 

 

あら、少し成長している、と。4歳くらい老けたような気がします。

 

だから、精神年齢は16歳くらいの体は70歳近いオババになってしまったのですよ。

化け物と笑わないで。これでも、人の役に立ちたいと一生懸命生きているのですから。

 

 

 

最近よく考えること。

 

父親に虐待の末殺された、千葉の栗原心愛さんがもし生きながらえたら、どんな大人になったのだろうと。。

被害者は心がきれいだから被害にあったのでもないし、逆に根性が悪いから殺されたのでもない。

ただ、実の子どもを虐待するような人間のところに生まれてきたのが不運だったのです。

 

 

 

だから、普通の子どもが虐待に耐えて生きている間に性格が変容したり、後遺症が激烈に出てきたりして、周囲の人を巻き込み傷つける人間に変化することもあるでしょう。(いや、適切なケアがされない場合そういう変化が起きることが多いのです。)

 

適切な心のケアがされないために、人間的に悪化しながら成長してしまった被虐待児を、人はなかなかに厳しい目で見てしまうでしょうね。

 

心愛さんが10歳で殺されたとき涙した人々が、万が一蘇生した心愛さんが成長した時に同じ温かい目で見てくれるのかは、はなはだ疑問です。

 

だから、子どもの時の心を抱えて苦しんでいる大人になった被虐待児童がいることだけは知っておいて欲しいのです。

 

私自身だって、死んだ物言わぬ静かな被害者の子どもには素直に涙できるのに、育ちあがるにつれ依存し、悪態をつくような20代、30代、40代の女性に対して、自己責任を押し付けかねません。人に言う前に自戒しなくてはね。

 

私は育ちあがった被虐待児童ですが、だからこそ、そこを意識してバランス感覚を保ちながらクリアしてきたつもりです。体験していない人にも分かるような言い回しで、できるだけ冷静に説明してきました。(できないときももちろんありましたが)。ですから、聴いてくれる人もいました。

 

 

 

本「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」を出版してから1年半たちました。POD出版は出版社が宣伝までしてくれません。

 

知らない人に知らせたい。

 

みなさん、買ってくださ~い。

 

 

そして、「もう、沈黙はしない」という本に言及して下さる方がいてくださるなら、本当に嬉しいです。

 

皆さんのブログで、今回紹介したOneVoiceやフラワーデモを取り上げてくださいませんか。

 

知らない人に知らせたい。

 

 

 

そんなこんなで、生きてます。これからも宜しくお願いします。

 

 

 

※ 急遽追記します。(2019.11.24)

このブログをアップした後に、ロバート秋山の「クリエイターズ・ファイルNO.28、キヨちゃん先生が少女たちを救う!」(2017年作成)というおかしな動画が、現在もSNSで発信されていることを知りました。

 

BondProjectとOneVoiceとフラワーデモを茶化しているのは明らかだ。まあ、芸人に茶化されるだけ有名になったってことか?

 

厳重に抗議する意味で、ここで取り上げます。関係団体も抗議文を送るとのこと。

 

家出をして下町のコインロッカーに荷物を入れている少女二人を、FPO法人「ガーベラ」代表の清瀬まさ子というキャラクターに扮したロバート秋山が演じていますが、その言い方が、被害者の私からみて不愉快の連続。なぜ、あえてガーベラ?

 

逃げ出してきた家族(長男、次男、三女、この言い方も差別なのが分かっていない)はそれぞれ少女と同じガーベラで、その家族の土が乾いているのだから、少女が家に帰って土に水をやりなさい。というものでした。唐揚げを食べさせるくだりも非常に不愉快。少女二人の演技が下手なのが、リアル感をだしてしまっているので、よけい不愉快。

 

冗談じゃない。少女が遊び半分で家族から逃げてきたと決めつけている。命を守るために家族から逃げなければならなかった少女がいることを完全に無視している段階で、これは2次被害だ。

これを本当に逃げている少女がみたらどれほど傷つくかしれない。目に触れないことを望む。

 

あなたを大事にしない家族なら帰ってはならない。あなたには自分を守る権利がある。

 

そして、なぜ少女だけが家族をケアしなければならないのか。

 

ロバート秋山よ、

たいした知識もないなら、人権の問題に触れるんじゃない。100年早い。

 

ああ、才能があると思い好きだったのに、残念だ。

 

 

 

 

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虐待家族と同じ戸籍名を捨てたい当事者たちへ

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改氏名について当事者からの問い合わせが増えています

なので、私が成し遂げた戸籍名の改名について説明します。

 

 改名の経緯は「もう、沈黙はしない」に詳しく書きました。

 

実務については本を読んだ後でなにか疑問質問意見があったらメールをしてください。

個人的にお応えしていきますので。

(裁判官、調査官など裁判所との付き合いには、ある程度かけひきが必要ですが、それを公にはできませんので、個々の事情に合わせてアドバイスを致します。)

 

私が知っている改名の方法は本に書いた以下でも、以上でもありません。ただし、日本で1人目の穂積純さん(「解き放たれる魂」) 

解き放たれる魂―性虐待の後遺症を生きぬいて

解き放たれる魂―性虐待の後遺症を生きぬいて

 

 

 

 2人目の矢川冬(「もう、沈黙はしない」)

もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

 

 

 

 

もし、虐待を事由にして改名に成功した方がいらしたら、何らかの方法(ブログのコメント、本に載せたメルアド宛てなど)でお知らせいただけないでしょうか。情報を共有させてください。

婚姻や養子縁組、永年使用などでなく、きちんと裁判官に「性虐待を理由にしたい」と申し出た方の存在が知りたいと思います。

 

でも、氏名のことで苦しいなら、そこまで苦しい思いをして闘わなくてもいいのです。できる方法でさっさと変えてしまっていいとも思います。それは、変える本人が選択すればよい。

 

ただ、私は、

「実父からの性虐待を事由にして、戸籍名を変更することを許可する」という裁判官の文言がどうしても欲しかった。

 

家族から拒否され、後遺症で入院したのに医者にも非難され、人格を否定された。

そもそもの犯罪があったことは信じてもらえず、

家族との会話はねじれたまま、自尊心が回復することはなかった。

 

だから、「性虐待をした父親は不正だ」と裁判官から審判を出された時が、性虐待をされてから初めて私の正当性が認められた時でした。

 

38年たっていました。

 

私にとっての正解ですが、正解は人それぞれだと思います。

 

 

 

 

20代の私の心と体 

どうやっても、何をしても、汚された心が癒されない。私は自分の体が嫌いだ、捨てたい。

憎しみと怒りだけが生きる原動力だった。

 

それなのに、名前を呼ばれるたびに加害者の父親から復讐されているような気持になる。

 

吐きそう。何とかして。自分を傷つけたい。汚い自分が憎い。

 

 

加害者の実父は「お前の身体なんだから、自分で何とかしろ」とへらへら笑った。

 

 

 

。。。。。。。。。。これが、20代の私だった。

 

 

20代は、性虐待被害者にとって最も過酷な年齢です。性ホルモンが子どもを作るように作用するから、「女性」としてのホルモンが自分の心を裏切るように暴走する場合がある。
それは、まるで嵐の暴風雨の中にポツンと立っているかのようだ。その時期です、誰かに、何かにすがりたくなるのは。いたしかたない。それは耐えられるような嵐ではないから、おおいに失敗すればいい。


とにかく、20代はやり過ごすしかない。数々の過ちを繰り返す自分を、自分で見限ってはならない。あなたが悪いのではないし、その嵐はいつか止むのだから。

 

 

人格乖離現象

こんな思いを抱きながら私が仕事を続けられたのは、もう何人かの自分がいたからだ。羽馬千恵さん(「わたし、虐待サバイバー」)ほどではないが、

わたし、虐待サバイバー

わたし、虐待サバイバー

 

 

私も乖離して多人格で生きていた。そうしなければ、生きられなかったから。

羽馬さんの人格たちはお互いを知らない場合もあったそうだが、私の人格たちはお互い知っていて協力体制をしいて、主人格である私を支えてくれた。だから、行動したことが記憶から消えるということはなかった(多分)。それは、とても助かった。

 

 

このメカニズムは虐待直後の小学5年の時にはすでに出来上がっていた。

 

 

そのことは下の過去ブログに書いた。私に出てきたピエロは「ITーそれを見たらおしまい」のピエロとは違い、恐怖で死なせるのではなく、恐怖を克服するように励ましてくれた。詳しくは下記過去ブログで。

 

yagawafuyu.hatenablog.com

 

 

 

30代~40代の私 

30代~40代は、曇り空が続くだろう。鬱々とした日々。この20年もいつか終わる。その責任の大きさを考えず結婚してしまい、子どもができてしまい、そのために力量を越えた余計な苦労を背負いこむ時期でもある。

 

自分に結婚、子育ての力量があるかどうか見極めよう、だめだと思ったら潔く諦めよう。もちろん、虐待後遺症がありながらも、子どもを慈しんで育てている人はたくさんいる。

 

自分自身の見極めが肝心ということ。私はどうしても自分が親になるというイメージが持てなかった。(そんな状態では絶対に子どもを持ってはいけない。子どもを持つには資格が要る。)

 

そうすれば自分だけはなんとか生き残れるし、新たな被害者を生まなくてよいのだ。私たちには生き残って語り続ける責務がある。なかったことにされた人生があることは、必ず世の中に知らせなければならない。

 

 

なぜなら、いつでも、誰でも、なかった人にされるかもしれないからだ。

 

 

 

自律と自立を肝に銘じて、生きる。

 

 

 

50代以降の私

50代からは正気がもどってくる。本来のすがすがしい自分が顔をだす。それからは、自分が自分として生きていける。嵐や黒い雲の時代を通り抜けてきた自信が内にある限り揺らがない。

 

生きてさえいれば、残りの人生をじっくりかみしめて生きていられる。この幸せは、耐え抜いて、闘った自分への自分からのご褒美なのだ。生きているだけで幸せなのです。

 

 

依存について

苦しいと、何かにすがりつきたくなる。けれど、すがりついたら負けだ。

 

 

自分を救うのは自分しかいない。

 

 

ドラッグ、アルコール、セックス、ギャンブル、これらにすがりついても良いことは一つもない。そんなこと知ってる、でも、どうしようもない。と思う人もいるかもしれない。

 

 

何度かおぼれても立ち直れるならおぼれてしまっても、死ぬよりいいかもしれない。

しかし、ドラッグ(とくに覚せい剤)だけはやめておこう。体内に一度入るとヤツラは出ていかない。むさぼられるのはあなただ。すがったつもりが、逆に一生すがられてしまう。アルコールなどは強い意志があれば依存から抜け出せる人もいるようだが、ドラッグは薬だ、人間は負ける。

 

 

依存したい心を追い出せ

 

他力本願は宗教の常套手段、人を搾取する道具なのだ。すがりつくなら見返りをよこせ、信者を集めろ、お布施をだせ。すがりつく心がつかの間安心感に包まれて、搾取が有難い庇護にみえてしまう。

 

ドラッグも同じ。陶酔感と開放感の代償は大きいぞ。自分だけならいいかもしれないが、他人も巻き込み不幸にする。

 

 

私が憎むのは、差別

自分を高みに置くために自分以外の種類の人間を貶める行為=差別が蔓延している。愚かな人間は差別していることさえ意識しない。

 

健常者ー傷害者、男性ー女性、教師ー生徒、先輩ー後輩、きりがない。強弱の立場のちがいがすぐさま差別を呼ぶのは、人間が愚かなのだ。自分が何者でもないという自覚がたりない。

特に日本には哲学がない人間が多い。恐らく、島国で他国からもまれてこなかったせいだろう。何も考えず、付和雷同し同調するだけで生きてこれたのだろう。

 

 

 

戸籍名変更について書いた「もう、沈黙はしない」の図書館収蔵状況

2019年11月10日現在、47都道府県のすべてに収められ、貸し出し準備中はあと2県となりました。山梨の甲府市立中央図書館は「貸し出し不可」となっていたので借りられないのかと驚き電話してみたら、「現在借りている人がいる」ので、「貸し出し不可」です、とのことで安堵しました。「貸し出し中」のほうが判りやすいのですが。おー、山梨でも読んでくれているぞー。 

 

以下、寄贈状況一覧表の最新版です。わっとさん(id:watto)や他の人から、情報を頂き感謝します。間違いがあったらご連絡いただければ幸いです。

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47都道府県図書館寄贈がコンプリートしたお祝いについて

コンプリートのお祝いにシェルター(ホーム)の部屋の画像などを、特定できない範囲で公開しようと思いましたが、止めたほうがよいというアドバイスを下さった方がいて、受け入れました。

ゆえに、お祝いには私が撮った画像ではなく、ネットに存在するかぎりなく近い画像を載せることにしました。その画像をお祝いとして少しずつ載せていきます。雰囲気は伝わるかもしれません。

手始めに、庭に山茶花がちょうど咲いていますので、ネット画像をアップしてみました。ほぼ同じです。

 

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シェルター用の家に降りかかる災難 第3編(給湯器凍結、ブレーカー落ち)

 

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管理ができないという問題

元同僚が私の願いを受け入れてシェルター用に家を買った。いくら格安とはいえ家を買うのはそうとうな決断があったに違いない。Jも独身で定年も近づいていることもあり、いろいろ個人的にも考えるところがあったのではないか。私の話にのってしまったのだ。

 

私はすでに自分の老後のシェアハウス用に一軒購入していた。シェルターとして若年者も受け入れようと思っていた、いわゆる老若混合シェアハウスですね。1軒しかないからそうせざる得なかったのです。

 

すると、突然、以前勤めていた児童養護施設にいるJから電話がかかってきて「卒業生が住む場所を探してるんだけど、Fさんたしかそういうことやるといってたよね」。「いや、まだフルタイムで仕事あるし移り住めないから今はまだ」。

 

そういうやりとりの中で、私はJに自分で買ったらいいと勧めた。なぜなら、私が購入した中古物件は掘り出し物と言ってよかった。3LDKの2階建て(ちょっと特殊なタイプなのだが説明は省く)で鉄筋コンクリート造り、築50年だが災害が少ない地域で〇〇〇万円で格安。しかもスーパーまで歩いて1分。シルバーカーにつかまってよたよた歩く自分の姿が浮かんだ。よたよたでも、自分で買い物にいって煮物でも作れるなら上等じゃないか。

 

 

その時の不動産屋にもう何人か買う人がいるから(はったりで)探しておいてと言っていたら、勧めてきた物件が近所のほぼ同じような家で、やはり割安感があった。シェアハウスとシェルターが徒歩3分の所にあると何かと安心よね、と話すうち買うことになった。

 

このような経緯で、高齢者用シェアハウスと若年者用シェルターを分ける構想は決まったのである。

 

シェルターと聞いて、立派な建物で公が運営するものと思われた方もいたようですが、普通の個人の家です。

 

ですから、これからはシェアハウスホームと呼ぶことにします。

 

シェアハウスは私のように、死んだ時手続きをしてくれる人がいない女性が寄り集まって助け合おうというものです。

 

しかし、私にすれば少し早すぎた。なぜなら、私個人はこれから本を書こうとしているタイミングだったから。購入した物件に足しげく通い整える余裕がない。

児童養護施設の仕事と実家の農業を兼業する二足のわらじでいっぱいで、三足のわらじは履けないから管理はお願いねと、最初から私に念押ししてきた。

 

では、私が管理をいたしましょうと引き受けたものの、実は本のことで頭がいっぱい。だけど、本を書いていることはJには言っていなかった。書き終わるころに、実は本のせいで物件の管理がまだきちんとできていないと、とうとう白状をするはめになったが。は、そんなことだと思ったと理解してくれた。私とJは真逆の性格である。

 

 

 

しかも、予定していた児童養護施設の卒業生の女の子が一人暮らしを怖がって施設に継続して住むことになり、入居者も消えた。

 

 

 

結局、シェルター用の家を購入してはみたが最初の1年くらいは、Jも私もなかなか手を付けられない状態だったのである。

 

先の猫のエサ撒きオヤジやアライグマ侵入事件はそうした中で、起きてしまった。

 

 

ここで、前回に続きエサ撒きと自治会について、怒りがおさまらないから書きます。

 

 市役所にはエサ撒きに関しては対応する部署がないらしい。対応できるのは野生動物を確保する檻を貸し出すこと。空き家ならば雑草やスズメバチの巣の撤去を持ち主に勧告すること。くらい。

 

エサ撒きは人間がやっているから市役所は手が出せない。人が住んでいる家のスズメバチは撤去の勧告すらできない。。なんだかなあ。。まあ、お代官様があまり強いのは困るからそのくらい動けなくしておくほうがいいのかも。

 

市役所には、警察呼ぶのが一番いいですよと言われた。

自治会には、警察呼んじゃったでしょ、だから自治会は物がいえない、と変な理屈をこねられた。

 

 自治会館に役員がいるから安心と思ったが、自治会も市役所と同じで、猫のエサ撒きオヤジ問題すら解決できない程度の組織だった。まあ、自治会館の目の前で電気工事の仕事をして夏祭りの提灯なども請け負っているという猫オヤジに、なかなか諌めの言葉は言えないかもしれない。役員の中の一人が言いに行ってくれたらしいが。。。

 

結局、個人で怒鳴り込んで、張り紙して解決するしか方法がないのだ。私のやり方は正解だった。

 

最近はエサは見当たらない。猫はまだ来るが、猫はいい。法を犯して不法侵入してはならないのは人間だ。

 


けれど、去年から新しく就任した自治会長は「そういう体質を変えます」と言っているから長い目でみようと思う。

 

 

 

 

家屋自体からも、ほったらかしておいた復讐が始まった。 

給湯器が凍結する問題

本を書いている半年、そしてその後その本を周知させる半年を過ごしている間、私は空き家を見回る程度しかできなかった。しかもである。猫アレルギーからくる自家感作性湿疹で苦しんでいた。Jはもちろん来ない。当然、電気、ガス、水道は引いていない。

 

ホームは戸建てなので、給湯器が外(しかも運悪く吹き曝しの壁に地面から1メートルのところ)にぽつんと浮かんでいる。通るたびに不安をかきたてられた。
予感は的中した。

 

そして、1年目の冬に事件は起きた。珍しく氷点下5度を記録した夜、野ざらしの給湯器内部の水道管が凍結したらしい。隣のおじいさんが、朝、給湯器から水がごうごうと流れているのを発見し、急いで水道の元栓を閉めてくれたそうである。

どれだけの水が流れたのか、請求がくるのか心配だったが、その時水道の契約はしていなかったせいか、請求はなかった(ホッ)

 

おじいさんはスパナを持ってきて、これ、こうして水道の元栓を閉めたんだよと嬉しそうに実演してくれた。私たちもおじいさんに心から感謝をした。柿の葉を一枚も落とすなと言った人が、それから優しくなったのは怪我の巧妙。

 

給湯器はJの施設卒業生の大工Sが直してくれた。大工ってなんでもできるのね、尊敬。

 

実は私は一戸建ての給湯機を使ったことがない。ずっと貧乏アパートとマンション住まいで家周りのことには疎かった。給湯器の使い方も、まして水抜きの方法など知らなかった。 

 

2年目は、電気と水道だけ契約した。生れ落ちてから一戸建てに住んでいるJに給湯器の水抜きを頼んだ。メールの返事が来ないが、いつものことなので、気にしないことにした。ただ、水道の元栓だけは閉めた。

 

そして、1週間後ホームに行った私が見たものは、水浸しの給湯器だった。水道の元栓が閉まっているから給湯器の中に残っていた水が出ただけだったから良かった。

あれ、水抜きがされていない! Jが私のメールを読んでいないか、無視したか気にしなかったか、拒否したのか、いずれかだ。

 

できないならできないと言って欲しいと思ったが後の祭り、メールの返事をいつもよこさないJに怒って、意地になって確認しなかった私も悪い。

 

修理にガス会社をよんだら、やはり凍結で中の部品が破損していた。2万5000円。

 

次の3年目は、ガス会社に水抜きの方法を教えてもらいながら水抜き実施、3000円。ホームを退出するときは必ず水道の元栓を閉めた。電気のブレーカーを落とすと給湯器の内部のヒーターが稼働しないと、初回時に大工Sから言われていたが、1年目はそもそも電気の契約はしていないから通電しようがなかった。電気の契約をした3年目の冬は凍結はなかった!

 

さあ、4年目の今年は自分で水抜きができるか、心配ではある。

 

 

しかし、今年は12月からいよいよガスを引くのだ。入浴もできるようになり、給湯器が暖かい状態が多くなる。気温が0度を下回ったら、水抜き、水道元栓閉め、ブレーカーあげ、の状態を作れば宿泊しないで済むが、

宿泊したほうが楽かもしれない。水抜きの工程は2つのバルブと4つの栓を操作するので結構面倒である。再度使うときもまた同じバルブと栓を操作して元に戻す。

 

いちばんいいのは、しっかりした入居者が入ってくれることだが。。。

募集してま~すよ。

 

 募集要項は以下の過去ブログで。

yagawafuyu.hatenablog.com

 

 

 

いよいよ準備万端で今年の冬を迎え撃つ。 

ガスを開設するときにガス会社が来るから、再度徹底的におさらいをさせてもらおう。なにしろね、私、自動でお風呂がわくというリモコンを使ったことがないから、操作が分からないのです。お粗末様。

 

 

 

ブレーカーが落ちる問題

さて、もう一つ古い家屋から悩まされていることがある。

 

配線が古いせいか、ホームのブレーカーが雷や大雨で落ちるようになった。確認できただけで2年間で4回。けっこうな頻度だ。

(最初の1年はそもそも電気の契約はしていなかったから、分からなかった。)

 

 1回目は

去年冷蔵庫を使い始めたころ、ホームに行って開けたら冷凍庫が水びたしになっていた。灯りは点きいくらか冷えている。ナンデ?

頂いた小さいツードアの冷蔵庫は韓国製で冷凍庫の霜取りをしなければならないタイプ。霜が自動で溶けたと思っていた。

 

2回目は

今年8月のとても暑い日の夜、冷凍庫があることに意を強くしてアイスを買い込んで3日ぶりにホームにむかった。小さい灯りをつけっぱなしにしておいたはずなのに、真っ暗。玄関のスイッチを押しても灯り一つ点かない。

私は昔のブレーカーしか知らなかった。懐中電灯で照らし、大きいメインのスイッチを押し上げたが、スイッチはすぐに戻る。またまたわかりませーん状態??

 

アイスはバッグの中で溶け始めている。焦った。 

スマホで東電を探しあてても、来てくれるまで1時間かかるという。ホームの冷蔵庫はもはやなまぬるい。どのくらい停電していたのだろう。暗い中で溶けたアイスでべとべとになるならと往復1時間の自宅にもどった。途中で作業の人から連絡が入ったが事情を説明し時間を遅らせてもらった。幸い、私はいつも凍らせた500mlのペットボトルを持ち歩いている。アイスはかろうじて原型が残っていた。自宅の冷凍庫にアイスをいれてトンボ返りしてホームに戻り修繕の人を待つ。パニクッてたらしく判断がおかしいね。

 

なんのことはなかった!

私が知らないだけ!

 

最近のブレーカーは横の黄色い安全スイッチを押し込んでからあげるのだそうだ。

はい、修理代(というより黄色いボタンを教えてもらっただけ)13000円。

原因は3日前の雷だろうということ。雷の微弱電流にブレーカーが反応する場合があるそうだ。古い配線なので弱いのかもしれない。 

(みなさま、お気をつけくださいませ。黄色い安全ボタンですぞ! ● 

 

東電の人が来たので10アンペアから15アンペアにあげてもらった。なんの操作もしていないように見えたが、「あげました」という。今どきの工事はパソコンの操作でできてしまうのだろう。

 

その後も、ホームに行くとインバーターの灯りとエアコンが待機状態になっていることが2回あった。ブレーカーが雨で落ちて自動で回復したのだろう。自動で回復しない時もあり、不思議なことだ。

 

 

 

災難を乗り越え、さらに強くなる私

失敗しないと学ばない体質の私ゆえ痛い目にあっているわけですが、それなりに打たれ強くなってきました。

猫オヤジに対する怒りはきちんと周りの人に言うことで解決していくつもりだし、給湯器やブレーカーは手ごわいが操作を覚えてしまえばこっちのもんだ。

 

まだまだ、死なないぞ~!

 

 

 

                。。。次回の災難編は最終第4編に続く

 

 

 

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羽馬千恵著「私、虐待サバイバー」、その他 本の紹介

久々の更新なので、近況報告します。

47都道府県図書館寄贈計画がコンプリートして、張っていた気持ちがいっきに緩んでしまいました。頭ぼんやり、目はチカチカ、OA機器は見たくない状態が続きました。な~んにもしたくない日々。

そうはいっても、しなければならないことはあるしで、のろのろやってました。

 

知り合いの元市議会議員に電話したらすぐ自治会長に会うことに。

自治会長と面談した結果、住居不法侵入者がいる件について自治会に提出した要望書が自治会長の眼にすら触れず、握り潰されていたことが判明。使うことがあるかもしれないと思い、再印刷した要望書を持っていたので、自治会長に渡し読んでもらうことができた。

 

私は怒り心頭!

自治会長は穏やかな紳士的な人で、自分がやることを理路整然と提示しました。

自治会役員の一部と思われる人間がなぜ要望書を隠したか、を追求し真実を明らかにする。

②そういう自治会の体質を改善する。そのうえで、今回の件を会報でどう扱うか議論し、結果を私に知らせる。

と、以上の状態で待っているところです。詳しくは、次回「災難シリーズ第3編」で。

  

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羽馬千恵著「私、虐待サバイバー」(ブックマン社 2019年)

 

羽馬千恵さんは実名で自分の虐待体験、その後の症状と生活を冷静な筆致で書いています。

人格が乖離してしまい、攻撃的な黒いチエが出てくる様子は、私にも心当たりがあり、けれどもひた隠しに隠していた部分です。ちょっとしたことをきっかけに暴力的に攻撃衝動が湧き起こっていた若いころを思い出しました。私がその衝動が仕事中に出やしないかとびくびくしていたのは、怒る自分が怖かったのです。

 

「私、虐待サバイバー」を読んで、自分が攻撃性に悩んでいたころを思い出したのは収穫でした。私は自尊心を傷つけられることがあると、瞬間で怒りが爆発しました。

怒りを回避できる時もありましたが。でも、怒りを回避したとしても後々似たような状況になると増幅して出てきました。怒りが荒れ狂った後は必ず長く続くうつ状態に入ります。

 

つい最近も、シェルターの庭に不法侵入を続ける中年オヤジを大声で怒鳴りつけて以来、うつ症状に悩んでいる最中なのです。若い頃ほど激しくないのが、救いです。

 

羽馬さんは、大学院まで進学しそれなりの仕事につく能力があって、文章も簡潔、自己洞察も理性的なのに、乖離により黒いチエが出てきてしまう。子供のころの虐待被害は理性では制御しきれない傷を残し、本人ではどうにもできないときがあることを知って欲しいと書いています。主人格が優しく公明正大なので、本来の羽馬さんは優しく聡明な子どもだったに違いありません。

  

そして、ここが肝心なのですが、私と同じように「年齢が大人になってしまった」虐待を受けた子どものケアをもっと考えてほしいと願っています。

全く同感な思いで、私も育ちあがってしまった性虐待被害者のためのシェルターを始めたのでした。

 

なぜシェルターを作ったかというと、 

私の人生が、虐待から抜け出て自分一人で自分を育て直していく作業に明け暮れた60年だったから。誰かが人生を立て直す手伝いができれば、被害者はもう少し早くましな人生を歩めるかもしれない。

 

制御しきれない怒りを理解してもらえるわけもなく、抑え込んでひた隠して生きるしかなかった。話せない、理解してもらえない人生ほど辛いものはないのです。誰か一人でも「つらかったね」と共感してくれたら、その後の人生はどんなにか楽になるでしょう。

 

傷から噴き出るシュトルムウントドランクを内にかかえ、まるで理性があるかのように振る舞う。

私はもともと気弱な生気に乏しい優しい子どもだった。ときどき顔をのぞかせるそのような子どもが私の内側に存在している。しかし、嵐と衝動が本来の私を吹き飛ばしてしまう。長らく忘れていたその嵐をこの本は思い出させてくれた。荒れ狂う私も、また私だった。

 

本の後半に、羽場千恵さんと精神科医和田秀樹さんとの対談が載っています。和田医師は、同じ精神科医斎藤学(さとる)について批判しています。

 

我が意を得たり!

やはり、斎藤学はおかしいのだ。子どもの虐待防止シンポジウムで、私に言葉の暴力をふるったのは斎藤学(さとる)医師です。

虐待に取り組む専門家が少ない時代だった。その言葉の暴力によって、私は性虐待被害者としてのサバイバルを28年も阻害された。

 

斎藤学アダルトチルドレンを拡大解釈して発表したために精神医療界が混乱したと和田医師は言っています。斎藤学が誤った解釈のAC本を量産するものだから、ちょっと親ともめたぐらいで何でもかんでも流行りのACにしてしまう人間も増えて、実は精神医療界はその時期混乱したけれど儲かったと。

そして、自我の弱い人々は患者として斎藤学の洗脳を受けることになる。以降、信者が信者を獲得するようになる歪んだ組織(トラウマサバイバーズユニオン)を作ってしまった罪は深い。

実際、斎藤学は「金の鉱脈を見つけた」と言っていましたから、そうとう儲かったのでしょう。

 

アメリカでの本来のアダルトチルドレンとは、アルコール依存症患者を親に持つ子どものことです。

 

 

 

 

 

 

伊藤和子弁護士著「なぜ、それが無罪なのか!?」(ディスカバー携書 2019年)

 

 

私が理解できないことがあります。

少しでも抵抗したら」、

「抗拒不能」ではないから   →加害者は無罪

 

全く抵抗しなかったら」、

「同意」したことになるから  →加害者は無罪

 

この矛盾分かりますか?

 

何をどうしたところで、性暴力加害者は無罪になるこの日本。いや、加害者すら被害者すら存在していないのでしょう。

 

なぜそうなるか、社会通念と異なる原理が法律を支配しているから。法律の世界では「性暴力は暴力ではない。性暴力という犯罪はない」ことになっているからです。ある政治家が「セクハラ罪という罪はない」といった通りの概念がまかり通っているのです。

 

この刑法がやっぱりおかしい。112年前の明治時代の女性を縛っていたこの刑法を、現代に当てはめるには無理があるのだ。

 

 

私たちの願いは→

「全く抵抗しなくても」加害者は有罪

「同意しなければ」  →加害者は有罪

 

 

これです。

 

2020年に刑法が見直しされることが決まっています。今度こそ、普通の社会通念に沿った令和の法律に進化させて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポルノ被害と性暴力を考える会編「森美術館問題と性暴力表現(不摩書房 2013年)

 

 

 1980年代、20代か30代の頃でしょうか。スペイン旅行をした時見た光景を語ってくれた人がいました。あまりにショッキングな話なので、ここでブログに書くことは差し控えます。

克明に描くと、それによって傷つく人が出てくるかもしれません。

それは犯罪を目撃した時の話でしたが、その当時の私は聞いても何もすることができませんでした。

 

人の心に傷を残すような表現は文章であれ、絵画であれ、表現するべきではありません。ですから、わたしもその話を表現しません。

 

 

表現の自由」とは、被害者が出る場合は制限される。

それが「公共の福祉に反しない限り」と憲法に明記されている理由です。

 

従軍慰安婦像を見て、だれか心を傷つけられる人はいるのでしょうか。

画家丸木夫妻の、人間がどろどろになってさまよっている原爆の絵を見てだれか個人的に傷つくのでしょうか?

いるなら、表現の自由は制限されるべきです。

従軍慰安婦像や丸木夫妻の原爆の画については、少なくとも私のアイデンティティーは傷つきませんでした。

  

 さて、話を戻します。

そのスペイン旅行の話を聞いてから何十年もたった2013年に、私はそのとき聞いたおぞましい話と酷似した光景を、ふたたび否応なく見せられてしまうことになりました。

 

仕事の切れ目に、私はいつもチャンスとばかり社会活動をします。いろいろな会合に積極的に参加し、公民館や町内会の地域活動や政治家の応援をするわけです。

 

 

2013年にも仕事の切れ目がありました。 

上記の本を編纂した「ポルノ被害と性暴力を考える会」の会合に2013年に誘われて出席しました。 

15人くらいいる中で、ある人が「こんな画集が出されている」といって披露しました。それが、例の会田誠の画集でした。そして、その絵を当時森美術館が展示しているというのです。

 

 

実は1980年代に私が聞いたスペイン旅行で見たという事件の光景というのが、次に説明する会田誠の絵と酷似しているのです。スペインの路上で見た被害者は日本人の若い女性らしかった、麻薬を吸わされているようだったと。。思い出しても震えます。

 

 

御覧になっていない人も多いかと思います。なので、どれだけ酷いものかわからないと話が始まりませんので、あえて描写します。 

 

森美術館に展示された会田誠の「犬シリーズ」の画は次のようなものでした。
作品が公開されているので、先のスペイン旅行の個人的な話とはスタンスが違うと思い、私が見せられた絵を描写します(吐きませんように)。

 

透けたスリップのような布をまとった現代アイドル風の大変美しい少女の両腕が肘から少し下で切断され、両足も膝から少し下で切断されています。そして傷口に包帯がぐるぐる巻かれています、血は見えません。少女の首には犬の鎖がはめられ、少女は、その切断され包帯で巻かれた四肢で体を支え、よつんばいになってさも嬉しそうに笑っています。

犬のように。

 

画風はイラストのよう。私は漫画は読まないし最近はどうなっているか分かりませんが、萌え絵という目と胸が異常に強調された画風には嫌悪しかありません。 

その下品な萌え絵を技巧的テクニックに長けている作者が上品なボッティチェリ風絵画に仕上げただけのように思えました。

 

精神性はどうか。性リビドーから発動される攻撃的性衝動をぶつけているようにしか見えません。同じ攻撃的性衝動をもっている人間がみたら、おそらく感応して心酔するのでしょうが、(例えば幼女4人を殺害し肉を食べた宮崎勤や殺した少年の口を裂き手紙をくわえさせた少年Aや綾瀬の女子高生コンクリート生き詰め殺人の犯人)、私はそういう性衝動は持ち合わせないので気持ち悪いだけです。

最近ゲームアプリでそういう女性を凌辱するものが見受けられますが、そこに描かれる女性はセックスするためだけに存在しています。歪んだ世界観ですね。

 

これは果たして芸術かポルノかと問われれば、私個人はポルノと答えます。 

 

「ポルノ被害と性暴力を考える会」が問題にしたのは、森美術館の見識でした。いくら展示場を奥に設置し18歳以下禁止のゾーニングをしているとしても、民間であるといえども、18禁にしなければならない絵を含む絵画展を4か月も継続し展示し、その間六本木ヒルズの周りには絵画展のポスターがあふれていたのです。

 

この本の中でも触れられていますが、美術館、博物館の役割の根拠法は憲法にあるとのことです。森美術館のやり方は明らかに公共の福祉に反していました。

 

私はこの本が出版されているのをつい最近知り購入しました。読んでみて、2013年に私が出席した、あの会合がこの本の起点だったと初めて知りました。

美術館と博物館に関心のある方はお読みください。位置づけが良く分かります。

 

 

 

 

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47都道府県図書館寄贈コンプリート計画が、コンプリートしました!!!💐

 47都道府県図書館

コンプリート計画、

コンプリートしました!!!💐

 

 💐関わってくださったすべての方に、深くお礼を申し上げます。

 ありがとうございました。 💐

 

 

 

 


「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」はPOD(プリントオンデマンド)出版です。 

もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

 

こんにちは、
「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」をPOD出版した矢川冬です。


アマゾンPOD出版はアマゾンでしか買えません。そしてアマゾンは先払いを要求し、図書館は後払い決済なのです。

図書館で購入できないというPOD出版のこの本です。
とりあえず47都道府県に1冊ずつ無料で寄付をしようと思いたち、はや8か月たちました。

 

 

 

なんと、なんと、


47都道府県寄贈コンプリート計画が、

💐

本日10月2日に、成就致しました!!!  

⚡ドッカッーン⚡⚡

 

🎆🎆🎆おめでとうございます~~!!! 💐    

 

 

すべての都道府県で、貸し出しが始まっているか、もしくは装備中となっております。💐

 

 詳しくは後の記事で。

 

 

 

 

シェルターの整備が着々と進行中。

屋外のごたごたをよそに、屋内は快適空間になってきました

経費節約のため、私は自宅マンションを処分してシェルターに引っ越しを決行しようとしています。マンションの管理費はばかにならない。それなのに、シェアハウスの退去が遅れている関係で、私の行き場がありません。

しばらくは管理者(家賃も払う持ち出しボランティア)をしながらシェルターで暮らそうかと思っています。管理者が常駐するのがいいのか悪いのか分かりませんが、私がいるのが嫌な入居者は、頑張って自立してひとり暮らしをめざすと思いますので、効果的かと。むふふ。

 

自宅から少しずつ荷物を運び、少しずつ整備をして、かなり快適な環境を整えました。いまや、自宅よりシェルターのほうが居心地がよく、早めにガスを引き移住を完成しようと思っております。

 

邪気のこもった古くて臭い布団を捨て、猫のエサ撒きオヤジも警察と自治会に通報し、解決に向かいつつありますが、まだ予断は許さないので気は抜いていません。警察によると、犯罪者は時間経過とともに反省を忘れ同じことを繰り返すそうですから。

 

エサ撒き問題はなんとか対応できたのですが、家屋の外側ではさらに次々と難問が起きています。それは次回の災難編第3編でまとめてご報告することにして。。

 

とにかく、

交番のお巡りさんとは顔見知りになり、入居した人も守られる環境づくりに精を出しております。

 

 

シェルターのそばにはよく整備された大きな公園があり、運動嫌いの私でさえ夜のウォーキングに出かけたいと思い、目標を公園内の図書館に設定して励むようになりました。往復1時間の行程の途中で引き返すため、いまだ目標の図書館は見えません。

 

スピード出して本格的にマラソンレーニングしている人から、わたしのようによたよたと歩いている人まで結構な人数の老若男女が思い思いに身体を動かしています。暗くなると巡回パトロールの車も回っていて安心。夜の公園内の灯りがとてもきれいで気に入ってます。

 

 

ガスがないとお風呂にはいれません、べとべと気持ち悪くて、

とうとう、

車で10分ほどの大浴場に行きました。千と千尋の湯殿のような雰囲気で、土曜の夜だったからじじばばから孫まで家族連れがわんさかいて、それはにぎやかにさんざめいて飲み食いしてる様は、八百万の神たちの饗宴のごとくでありました。

 

ふだんなら、そんな騒々しいところは苦手なのに、その夜は全く神経に触らないのです。

不思議なことです。ジブリの世界観に入ったせいかもしれません。

 

湯気が建物全体の湿度をあげている効果で甲高い人の声もくぐもって聞こえていたせいかもしれません。。ジェットバスでコリをほぐし快適な入浴でした。さっそく会員になって安い料金で入ろうと思っています。

 

 



 

 

47都道府県図書館コンプリート計画2019.10月のこと

さて

コンプリート計画をコンプリートするために、10月1日からまた活動を始めました。

 

いまだ収蔵の気配のない以下の7県がダメなら、どんな小さい図書館にもお願いの電話をして寄贈する覚悟で10月を迎えました。

7県内のほぼ半数の図書館にはすでに電話で打診していて、断れるところからは断られ色よい返事を下さった図書館さんを選んで送ったはずだったのですが、3か月たっても検索に登らないので、10月1日に再度電話をしてみました。

 

 

全国の都道府県47を人口の多い順に並べた「図書館収蔵一覧表」ですが、

上から順に、

15番 新潟県

21番 福島県

23番 熊本県

34番 大分県

35番 山形県

42番 山梨県

46番 島根県

 

以上の7県が10月でまだ貸し出し検索に上がっていなかった県でした。

そのうち、山梨県島根県が収蔵は決定しているが貸し出し準備ができていないことが分かりました。新潟県は3館のうち2館に不採用を言われ、残った新潟市立中央図書館の女性が「では、今日中に貸し出せるようにしましょう」と言ってくださいました。感謝。

福島県は「福島県に1冊あればよい」という私のことばに、「では市町村も含めて考えてみましょう」という回答をいただき、後の電話で福島県立図書館で受け入れが決まったと連絡頂きました。感謝。

山形県鶴岡市立図書館が6館あり、そのどこに「もう、沈黙はしない」があるか一斉メールで探してくれることになりました。こちらも後日電話連絡を下さる予定です。山形県では市立米沢図書館で収蔵決定してくれました。感謝。

 

大分県熊本県に関しては、10月1日が定休日だったため、10月2日に連絡しました。

 大分県豊後高田市立図書館が、熊本県熊本県立図書館が、収蔵を決めてくれました。

感謝。

私の計画は7月中にすべて郵送を終わり、10月を待つというものでしたが、

 

計画がぴたりとはまり、1日と2日の両日で残った7県すべてであっけなく受け入れてもらえて、悲壮な気持ちで他の小さい図書館を探して郵送の準備をしていた私は、嬉しい肩透かしを食らいました。

 

 

結果、下のような一覧表になりました。 

 

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「準備中」の図書館は装備に1~2か月かかるところもあるようです。

県民の方が蔵書検索をかけてもすぐに出てこないこともありますが、その時はしばらく待つか、図書館に進行状況を確認してもよいと思います。借りたい人が電話をすると、装備の順番が少し早まることもあるようですよ。

 

 

 

 

2020年刑法見直しにむけて、世論の力が必要です。「同意のない性行為」は犯罪です! 

全国のみなさん、「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」をどんどん借りてください。

そして、私が問題提起している「家族内性暴力の複雑さへの理解」と「加害親の介護はしない権利」、そして「同意のない性行為は犯罪だ」について、議論をいたしましょう。

 

近親姦を娘に強制した父親が法律の網の目をくぐって無罪になり、そのために娘が加害者の介護までも押し付けられることがないように、2020年の刑法見直しに向けて世論を高めていきましょう!!

 

 

 

                コンプリートしたお祝いは次回の

          ブログで発表します。お楽しみに!

 

 

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シェルター用の家に降りかかる災難 第2編(エサ撒き、アライグマ、警察通報、自治会との折衝)

シェルター用の家に降りかかる災難 第2編

(猫のエサ撒き、アライグマ侵入、警察通報、自治会との折衝)

 

このシェルターの災難シリーズは、入居を考えている女性のために書いています。地域とシェルターの状況を知っておいてほしいからです。私たちはアパートの一部屋でない庭のついた家をシェルターにしたいと思いました。賃貸でなく購入したのは、貸主からの干渉を避けるためでした。購入すれば気兼ねなく入居者の自由と権利を守れると思ったからです。めでたく独立した後も、第2の故郷として戻ってこれる家を考えていたのです。

まさか、これほどの非常識な災難が降りかかるとは、予想もしていませんでした。でも、これは私たちへの試金石、私たちは必ず乗り越えます。見ていてください。

 

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不法侵入した人は、柿の枝払いを発注した近所の電気工事店のオヤジだった問題 

前回の第1編で触れた近所の電気店のオヤジが、その後敷地に勝手に入っていたのを知りませんでした。発端は柿の枝を払う仕事を1度依頼して、「留守の時に入って柿の枝を切って良い」と言ったことでした。仕事が欲しそうにいつも裏道をふらふら歩きまわっていました。

まさか、「留守の時に入って」という文言を「いつでも入って良い」と拡大解釈するとは思ってもみませんでした。私にすれば、柿は外にあるし私があえていなくても作業ができると考えただけなのでしたが。。

 

これから不法侵入するかもしれないと警戒すべきだったのか、私の守りが甘いのでしょうか?これをお読みのみなさまのご意見を伺いたいです。わたしには判断ができません。私に入居者を守れる危機管理能力があるかどうか、不安になる事例ですから。

 

柿の枝払いを依頼した時、私はその電気工事店のオヤジの表情や言葉遣いに違和感を感じて、あまり近づきたくないなと思いました。恐らく柿の枝を伐採した後仕事を依頼することはないだろう、付き合いはしないだろうと考えていました。

 

 

不法侵入した目的が、自分の家の猫を私たちの家に居つかせることだった問題

その電気工事店は看板を出しているわけでもなく、表戸をいつも開け放していました。オヤジの携帯に近所の家から依頼が入れば電気工事や雑用をしに行ったりしているようでした。シェルターからはその電気店の玄関前に停めた車が見える位置関係です。ですから、向こうからもこちらの車が見えるわけです。シェルターの前に車が停まっていない時を狙って、猫のエサ皿を置きに来ていたのです。

第1編で書いた猫アレルギーを発症してシェルターの管理ができなくなっていた6か月の間に、オヤジは好き放題やっていたというわけです。

 

2018年夏、アレルギーが治まってやっとシェルターの片づけを久々にしていました。庭に気配を感じて出て見ると、緑のプラスチックエサ皿を持った電気店のオヤジが立っているではありませんか。

「何をしているんですか。私は猫のオシッコを掃除してから猫アレルギーで半年苦しんだんですよ」と目を見て穏やかに言いました。オヤジはボーと聞いていました。

そして、返ってきた答えにひっくり返る。

「うちで飼ってる1匹がなわばり争いに負けて居場所がないから」

エー!Σ( ̄□ ̄|||) !!  だからって、なんでウチにエサ撒くの?周りに野原も空き地もあるのに。あんたの猫以外にも5.6匹もあつまってるんよ、うちの庭に。

 

 

「居場所がない」という言葉にグサッとはきたものの、猫に落ち度はないとはいうものの、その電気屋のオヤジが嫌いだ。あんたが勝手に人の家に入ってくるのも、人の庭に勝手に餌付けするのも許す気はない。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

 

絶句している私をよそ眼に、オヤジはヘラッと薄く笑うとそのまま出ていきました。私は追いかけて、「ほら、ここにも猫のうんちがあるから、困るからねっ、私は猫アレルギーなんだから」と背中にむかって叫びました。オヤジはまるで聞こえていないかのように足早に去っていきました。

 

それからすぐに、忘れもしない2018年9月14日、

柿の木の下にピンクのエサ皿を発見!! 私の闘争心がとうとう発動してしまった。 

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すぐに写真を撮って、紙に「写真は撮った。次にエサ皿を見たら、住居不法侵入で警察に通報する。」と書いた紙を持って電気店に行き、オヤジに紙に書いたと同じことを言って「フザケンナ」と捨て台詞してドアにバンと紙を貼り付けて帰りました。もちろん、あのオヤジのことだから素直に受け取るわけがないと踏んで、前もってセロテープをはっておきました。)

「フザケンナ」はだめだと、後で反省しましたが。。('◇')ゞ

 

自治会にはシェルター運営を隠さなければならない問題

私たちのシェルターは性虐待を受けても自立しようとする女性のために作りました。同じ虐待でも身体的虐待とちがい性的虐待はとても、とても周囲に言いにくい。性暴力は他人からよりも近親者からの方がタブーに触れる度合いが大きいためにさらにカムアウトしにくい。(タブー視されているから、被害者までもが社会的に偏見にさらされる、それなのに裁判では加害者には罪がないと、加害者だけがタブーから解放された???おかしすぎるでしょ。)

 

そういう訳で、私たちは年金生活者の 私が姪を住まわせている体裁にしようとしたのです。しかも、町内の人たちが賢い人ばかりとは限らないこともあるから、できる限り目立たないようにしようとしていました。

 

ところが、である。猫のエサ撒きオヤジのせいで警察を呼ぶことになり、町内で目立たない暮らしができなくなったのです。どうしたらエサ撒きを止められるのか。事は猫にとどまりません。入居者の女性が一人で泊まる夜もあります、その時猫オヤジが何をするか心配です。私は入居者を守るために、目立つことを辞さないと決心しました。

 

 

④ 警察に2回通報する問題

1回目は2019年1月3日、玄関前の階段に猫のエサが直接こんもり置いてあった。警官はすぐに来た。詳しくは以下の過去記事を。 

yagawafuyu.hatenablog.com

 

 

2回目は警察効果でしばらく小康状態が続いた後の2019年8月14日、裏道の電信柱の脇に発砲スチロールの皿があって、前の晩に玄関に猫がいたから、すぐにピーンときた。あのオヤジは認知にゆがみがあるから、自分に都合の悪いことは半年もすれば忘れる。すぐ110番した。

 

前回は地域の交番に電話したが、警察署には110番が早いから次からは110番してくださいと言われていた。ドキドキしながら1・1・0。「事件ですか、事故ですか?」ウワー、本物だー!

「民事です」と間が抜けた答えをする。

 

駆けつけた警察官も、私と同じようなことを思っていた。「バカはやったことを忘れて、また同じことをやる、どうしようもないよ」と。警官がいうと説得力がある。「おまわりさん、いつもバカばっかり相手にしているから実感あるね」と私も感心した。

警官はその晩オヤジに話を聞こうと2時間も見張ってくれて、たまたま電気店の門扉を直した女性に職務質問していた。その女性は客で門扉が飛び出ていたから危ないと思って直したとのこと。いつもしっかり締まっている鉄製の門扉がその夜だけは半開きだった。警官のバイクを見てオヤジが慌てて逃げたのかもしれない。その客だという女性にも説明すると「私から言ってやるよ」と頼もしい。

 

 

※大事なことを書き忘れていましたので、追記します。8月14日に警官に家の表と裏に「許可なく侵入禁止、猫のエサ撒くな」という張り紙を出すようアドバイスを受けた。8月16日に表に2枚、裏に1枚張った。

先日地域のスーパーで買い物をしたついでにレジの人に「猫のエサ撒く人がいるんだって」と問いかけてみたら、「そうみたいね」と答えが返ってきたので、この問題が地域に知れ渡ったことと思います。

シェルターは表通りに面しているので、張り紙を目にしている人は多いかと思います。最近、私が努力していることは、玄関前の表通りの道路をほうきできれいに掃いておくことです。両隣の分まで掃きます。多分、みている人はいるから。雑草はにきれいにしてもらい感謝。

 

 

 

⑤アライグマ侵入問題

時間軸は前後しますが、

2018年10月にアライグマに侵入された。天井裏で出産し数匹の赤ん坊の鳴き声も聞こえる。鳴き声は可愛いし母アライグマは夜中にエサを食べに出て日中は天井裏で眠って過ごしおとなしい。それだけならいいが、天井や壁に茶色いしみが出てきた。糞尿垂れ流しなのだが、怖いのはアライグマの糞の中には寄生虫がいて人の口に入ると人は死ぬこともある。細菌も恐怖。庭にもアライグマに特徴的な泥状便があった。このままで入居者募集はできない。

 

詳しくは、過去記事で。

yagawafuyu.hatenablog.com

 

yagawafuyu.hatenablog.com

  

2019年4月に、大工Sの都合がやっとついて、糞尿が溜まった天井を落として張り替えてもらった。Sから代金の請求がいつまでたっても来ないので、肉やソーセージを2万円分送り付けたが、多分そのくらいでは済まない。業者に打診したら10~15万くらいと言われたことがあった。そもそも、普通の大工さんはそんな半端な仕事は引き受けてくれない。児童養護施設職員のが大切に育てた教え子だからこそのボランティアです。有難きかな。(#^^#)

 

詳しくは過去記事で。

yagawafuyu.hatenablog.com

 

 

 

猫のエサ撒きが原因の一部だからとエサ撒きオヤジに払うように請求したら、「全部じゃないだろ」と居直った。本当にバカ野郎だ。あんたの汚い金もらう気なんかさらさらないわ、バカヤロー!

 

なにはともあれ、

これで、ブルーシートも取れてやっと室内の清掃や家具の運び込みも再開できて、今日現在(2019年9月)には、ほぼ快適な居住空間を創出している。あとは、暖かいシャワーを浴びるために、ガスの契約を12月に開始する予定。気温が0度を下回ったら、ガスが絶対必要だったことが分かりました。

 

何故なのかは、まだまだ続くシェルターの災難、第3編で書きます。とんでもないことが起きますよ。こうなったら笑うしかない不幸が次々と襲いかかってきますよ。

 

 

 

自治会に提訴する問題


道端で警官と立っているとき、地域パトロールの数人が通った。自治会に嘆願書を出すつもりだったのでかいつまんで説明したら、自治会役員会議で議題にすると中の一人が言ってくれたので名前を確認する。
「2度ほど自治会役員に訴えたのですけどねえ」
「いや、全然聞いてないよ。今度議題にあげます。」そう答えた役員の男性は、会報を書く中心人物だった。


その後、8月20日に写真も添付したA4サイズ合計7枚の嘆願書を、その役員の名も宛名に入れて自治会に提出した。嘆願書は持ち主Jの名前で私が全部書いた。


(Jは、交渉や文書関係には一切口を出さないし文句も言わない。すべて私が相談相手もなく一人で決定している。お膳立てをしてJにはプリントアウトした文書を、は欲しいとも言ってないが渡すだけ。その中身について何のコメントもJから返ってこない。実はこういうことが精神的にけっこう辛いのである。これもシェルターに降りかかる災難のひとつなのだが、このことについては最終章第4編に譲る。)

8月14日に役員たちに話し、20日に嘆願書を提出し、
各家のポストに配布された8月30日付け発行の会報には、


※役員会議の内容も今度から会報に載せます」と明らかに後から追記したと思われる文言があった。うん、いいね。

次の会報は9月末に発行されるから、楽しみです。内容によっては自治会役員会に話しに行かなければなりませんね(いや、決してねじこむなんてことではありませんよ、はい。)

私がなぜこの地域をシェアハウスとシェルターを作る地域に選んだかというと、日本の普通の町内会と違うと思ったから。


地域が分かってしまうので詳しくは言えませんが、労働組合系や共産系が強いので会報も月1回発行しているし社会活動もしている。最近は昔鳴らした骨のある人たちが高齢化し、新しい住人が増えて町内会という組織が社会的活動をするのはいかがなものかという人もいるらしいが(逆行している、地域コミュニティは発信してナンボだろう)。それでも、日本の閉鎖的な村社会を引きずる町内会よりは人権問題への共感性が高いのではないかと期待したからです。

 



今となっては、期待が裏切られないことを願うばかりです。

 

 

                        次々と襲う災難

                            。。。第3編に続く

 

 

 

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