One Voiceとは?
こんにちは、
「もう、沈黙はしない」をPOD出版した矢川冬です。
本はアマゾンでしか買えませんが、全国47都道府県の図書館に寄贈が完了しています。
図書館は同一県内で貸し借りをしていますから、お住いの市や町にないときは図書館の人に検索をかけてもらってください。それでも借りられない時は、このブログにご一報をいただけたら、有難いです。
当事者が声をあげないと、虐待もいじめもなかったことにされてしまう
One Voiceの活動については、
はてなブログを書いているさきさん(id:sakyuuu)のブログで詳しく書いています。ぜひ、一読ください。
さきさんはマスメディアの取材も積極的に受けて何度も報道されているから、それと知らずご覧になった方もいるのではないでしょうか。
さきさんは、フラワーデモにも参加なさっています。
女児を出産したばかりなのに活動的で頭が下がります。しなやかな素敵な若いおかあさん。性虐待の被害当事者でも、さきさんのような健やかな心を取り戻しつつある若い世代がいることが心強いです。
私が成し遂げられなかったことを、若い人たちが軽々と飛び越えて実現していく。
なんて、すばらしい。
どうか、これら若い人たちの勇気を讃えてください。
フラワーデモとは
OneVoiceとフラワーデモは一般社団法人スプリングに問い合わせると教えてくれます。
一般社団法人スプリングのご紹介
一般社団法人スプリングは山本潤さん(「13歳、「私」をなくした私、性暴力と生きることのリアル」)が主催しています。月1回政治家に働きかけるロビーイング活動、年6回くらい全国へ講演会に出かけています。
あなたの町で講演するときは、ぜひ聴きにいって下さいね。
「一般社団法人スプリング」のホームページで見た
英国視察動画が最高です!! (*^^)v
テンポよくて面白くて、ぜひご覧ください。
今回は、今まで紹介したいと思いながら、私がのろまなために延び延びになっていたブログや活動を一気に放出!!
あー、やっと紹介ができました。安堵しております。
しかも、ユーチューブを貼り付けることができました!人生初めてのユーチューブ貼り付け!(得意げに報告)
70歳近いので、おおめに見てくだしゃい。
被虐待児が子どもの時死なないで成長した場合
ここで、私の年齢について一言。
私は10歳~12歳で実父から性虐待を受けたのですが、その10~12歳のあいだで、初潮が始まり心も体も成長を止めました。
ですから成長できなかった子どもとして、「ブリキの太鼓」のオスカルに少なからず共感しているのです。でも、私は彼ほど邪悪ではありませんよ、誤解なくね。
そして、2018年に「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」を書いてから、気づいたのです。
あら、少し成長している、と。4歳くらい老けたような気がします。
だから、精神年齢は16歳くらいの体は70歳近いオババになってしまったのですよ。
化け物と笑わないで。これでも、人の役に立ちたいと一生懸命生きているのですから。
最近よく考えること。
父親に虐待の末殺された、千葉の栗原心愛さんがもし生きながらえたら、どんな大人になったのだろうと。。
被害者は心がきれいだから被害にあったのでもないし、逆に根性が悪いから殺されたのでもない。
ただ、実の子どもを虐待するような人間のところに生まれてきたのが不運だったのです。
だから、普通の子どもが虐待に耐えて生きている間に性格が変容したり、後遺症が激烈に出てきたりして、周囲の人を巻き込み傷つける人間に変化することもあるでしょう。(いや、適切なケアがされない場合そういう変化が起きることが多いのです。)
適切な心のケアがされないために、人間的に悪化しながら成長してしまった被虐待児を、人はなかなかに厳しい目で見てしまうでしょうね。
心愛さんが10歳で殺されたとき涙した人々が、万が一蘇生した心愛さんが成長した時に同じ温かい目で見てくれるのかは、はなはだ疑問です。
だから、子どもの時の心を抱えて苦しんでいる大人になった被虐待児童がいることだけは知っておいて欲しいのです。
私自身だって、死んだ物言わぬ静かな被害者の子どもには素直に涙できるのに、育ちあがるにつれ依存し、悪態をつくような20代、30代、40代の女性に対して、自己責任を押し付けかねません。人に言う前に自戒しなくてはね。
私は育ちあがった被虐待児童ですが、だからこそ、そこを意識してバランス感覚を保ちながらクリアしてきたつもりです。体験していない人にも分かるような言い回しで、できるだけ冷静に説明してきました。(できないときももちろんありましたが)。ですから、聴いてくれる人もいました。
本「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」を出版してから1年半たちました。POD出版は出版社が宣伝までしてくれません。
知らない人に知らせたい。
みなさん、買ってくださ~い。
そして、「もう、沈黙はしない」という本に言及して下さる方がいてくださるなら、本当に嬉しいです。
皆さんのブログで、今回紹介したOneVoiceやフラワーデモを取り上げてくださいませんか。
知らない人に知らせたい。
そんなこんなで、生きてます。これからも宜しくお願いします。
※ 急遽追記します。(2019.11.24)
このブログをアップした後に、ロバート秋山の「クリエイターズ・ファイルNO.28、キヨちゃん先生が少女たちを救う!」(2017年作成)というおかしな動画が、現在もSNSで発信されていることを知りました。
BondProjectとOneVoiceとフラワーデモを茶化しているのは明らかだ。まあ、芸人に茶化されるだけ有名になったってことか?
厳重に抗議する意味で、ここで取り上げます。関係団体も抗議文を送るとのこと。
家出をして下町のコインロッカーに荷物を入れている少女二人を、FPO法人「ガーベラ」代表の清瀬まさ子というキャラクターに扮したロバート秋山が演じていますが、その言い方が、被害者の私からみて不愉快の連続。なぜ、あえてガーベラ?
逃げ出してきた家族(長男、次男、三女、この言い方も差別なのが分かっていない)はそれぞれ少女と同じガーベラで、その家族の土が乾いているのだから、少女が家に帰って土に水をやりなさい。というものでした。唐揚げを食べさせるくだりも非常に不愉快。少女二人の演技が下手なのが、リアル感をだしてしまっているので、よけい不愉快。
冗談じゃない。少女が遊び半分で家族から逃げてきたと決めつけている。命を守るために家族から逃げなければならなかった少女がいることを完全に無視している段階で、これは2次被害だ。
これを本当に逃げている少女がみたらどれほど傷つくかしれない。目に触れないことを望む。
あなたを大事にしない家族なら帰ってはならない。あなたには自分を守る権利がある。
そして、なぜ少女だけが家族をケアしなければならないのか。
ロバート秋山よ、
たいした知識もないなら、人権の問題に触れるんじゃない。100年早い。
ああ、才能があると思い好きだったのに、残念だ。