その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

映画「ひろしま」を観て、太平洋戦争のことを考えた。

8月は第2次世界大戦と太平洋戦争に関わる映画が多い

 



 

9月5日までアメリカ軍の従軍撮影隊によるたくさんの映画が無料で配信されている。

8月6日から15日までは、私はこの暑さとともに太平洋戦争が何だったのか考え感じるために、戦争ドキュメンタリーを観続けようと思う。

 

アメリ陸軍省アメリカ従軍カメラ隊が撮影した動画から、戦争ドキュメンタリー映像を作っていて、ガダルカナル戦線、レイテ戦線、硫黄島戦線などの南方諸島での闘いの記録をアメリカ軍側から見た視点で映画化しているので、大東亜共栄圏構想が何だったのか知るうえで役に立っている。

 

戦争ドキュメンタリ―の探し方

GYAO!→映画→映画が伝える戦争→ドキュメンタリー

でたどり着きます。

 

どこで日本軍が間違えたのかも知った。

 

しかし、「脅威の大日本帝国という映画の作りかたには閉口した。人種差別と憎悪と嫌悪感が丸出しで遠慮がなかった。けれども、これがアメリカの本音だと思って見ると勉強になる。当時日本が世界からどう思われていたか知るのは良いことだ。

 

ひとつ、日露戦争の時もパールハーバー同様に、日本は予告なしに奇襲攻撃をかけたとの記述があったが本当なのだろうか。だとしたら、勝つために手段を択ばない卑怯な特質が日本軍にあったということだが。

だとしたら、第2次世界大戦でソ連樺太に突然侵攻したことも納得がいく。

 

 

 

 

緊急報告!8月6日に映画「ひろしま」を観た

ずっと観たかったのだが、どこで観られるのか分からずにいた。何と!GYAO!で無料配信が始まった9月5日まで無料で観れますよ。この作品は死ぬまでに一度は見ておきたい映画です。

 

 

映画「ひろしま」の探し方

GYAO!→映画→映画が伝える戦争→映画

 

 


長田新の『原爆の子』を八木保太郎が脚色し関川秀雄が監督した反戦映画。8万人を超す広島市民がエキストラとして参加し、原爆投下直後の広島を再現した。ベルリン国際映画祭で長編劇映画賞を受賞した。

 

 

原爆投下のわずか8年後の1953年に作られた

この映画は日教組が旗振りをして資金を集めてできあがった。それほど、当時の日教組の教師たちは心が熱かったのだろう。全額寄付で2400万円集まったという。戦後すぐの食料もない時代に大変なことだ。

 

1953年というと、私の加害者である母親も日本で高校の教師をしていた。しかし、彼女はアンチ日教組の立場だった。家で日教組の連中という言い方で侮辱の言葉を吐いていた。彼女には思想というものがなく、親戚縁者という狭い世界の中で長男の嫁という立場を堅持すべく、ひたすらに家父長制を守ることにまい進していた。

 

長子の長子である私も墓を守る道具でしかなかった。だから家の中で虐待はしても、家の外では全く違った。学業を続けさせたのも外面を保つためだった。

 

1963年、性的虐待と身体的暴力、心理的虐待を両親から受けていた私は、思想性や正義ということに関心を持った。両親と逆の世界に這い出そうとしていた。「光のあるほうへ」と。

 

 

サーロー節子さんについて

現在90歳のサーロー節子さんはカナダ在住。13歳の時広島で被爆した。コンクリートの瓦礫の隙間から這い出すとき、「光のある方へ行きなさい」という誰かの言葉で這い出すことができたそうだ。

 

上映が困難だった「ひろしま」を最近やっとアメリカで観ることができたと感動していらした。初めて観たとのこと。

 

アメリカの原子爆弾被爆した彼女が、数年後にアメリカに留学することになる。少し不思議な気がするが、外国貿易をしていた父親の影響ですでに英語が堪能で、戦時中はアメリカ軍の暗号解読の職務をさせられたそうなので、英語に対する興味が留学という道を選ばせたのだろうか。裕福だったということもあるだろう。

留学後、いくつもの大学で学びソーシャルワーカーとなり、カナダ人と結婚し晩年その働きで表彰もされている。

 

余談だが、サーロー節子さんは岸田文雄現総理の遠縁にあたるそうだ。

 

ICAN核兵器廃絶国際キャンペーンノーベル平和賞を受賞した時、メンバーの一人として授賞式で演説したのは、ご存知の方も多いでしょう。私はサーロー節子さんをとても誇りに思います。

このICANのベアトリス・フィン事務局長が日本政府に核禁止条約を求めたが、岸総理の演説を全く架け橋にもなっていないと批判している。全くその通り。

 

 

サーロー節子さんの本

原爆を受けてがれきから這い出すとき聞こえた声のことが本になっています。

 

 

 

 

 

 

 

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