その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。少子化は家父長制が原因。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に戸籍名変更。自立したい女性のための無料空き家あり。どけち節約と終活と防災サバイバルが趣味。

モーター音のような振動音が去年の夏から一日中響くようになった。原因が分からず様々に試行錯誤しながら解決するまでの半年間の軌跡

ブーンというモーター音のような音が絶えず響くようになった

 

 

そのブーンという振動の唸り方がおかしい。15分唸ると5分休み、また15分唸り5分休む。

その繰り返しは、去年の夏の最初のうちは夜8時半になるときっちり始まり、夜中に治まる。家のどこにも逃げ場がない。7~8時間くらい鳴っている。眠れなくなり神経がおかしくなりそうだった。

原因が分からないというのがいまいましい。

 

9月になると鳴らない日もあったが、10月からは今度は早朝から深夜まで時間を問わず家中にランダムに響き渡り逃げ場がない。

 

音に敏感なHSPで、特に断続音や人の話声に神経を乱される

断続的にふいに鳴り始めるというのが神経に障る。ラジオのFEN(米軍放送)を一日中かけておくか、youtubeでクラシックをかけ流しにして音で音を消してしのいでいた。

 

外を歩き回って音の出所を確認する

ブーンブンブンという振動がでたら、道路に出て近隣を歩き回り音を確認したが家の中に響き渡る騒音ほどの大きい音は外ではどこからも聞こえない。

いったい何なんだ。

 

 

両隣の家に音が聞こえないか尋ねたが聞こえないという。

ただし、隣の一つは統合失調症の息子も認知症の父親も話の内容を理解してくれるか心配なので、ヘルパーがいる時を狙って聞いてもらっただけなのではっきりしない。

もやもやは解消しない。

 

近くで工事をしていることもない。

 

浴室とトイレが並んでいる外壁が振動しているようなので、トイレ排水関係と疑い市役所に問い合わせる

排水がうまくできないときはモーターを使うそうなので、まず、市の排水管を疑う。

上下水道管理課と環境整備課に問い合わせるが、この地域はモーターを使っていないという答え。15分鳴動し5分休み夜中まで繰り返す騒音は聞いたことがないという。

 

インターネットのトイレ修理業者のサイトでは、ブーンという音について記述があった

が、断続する音の記述はない。ブーンという音は重大な故障の可能性があるから専門業者を呼ぶようにと書いている。商売のにおいがプンプンする。信用できないから問い合わせはしない。

 

ウォシュレット便座を疑った

ブーンという音はモーターで水を吸い上げる音かもしれない。

そこで、いつもどおり取説を3日かけて熟読した。なぜなら、ウォシュレットがついている住居に住むのは初めてのこと、使い方を覚えただけで構造もどうなっているのか分からない。

 

取説を熟読すると、

脱臭時にモーターが作動することがわかった。脱臭フィルターというものがありその目地が詰まっていると音が出るかもしれないということ。

さて、トイレ本体とウオシュレット便座はどう繋がっているのか、消臭フィルターカートリッジはどこについているのか、いつもどおり取説とyoutubeで勉強をする。

実は、このとき前回書いた灯油ストーブの芯交換も同時進行していたので、

本当にしんどかった。

 

トイレ本体からウォシュレット部分を持ち上げられることが分かった。

最新型のウォシュレットは外側に扉のようなものがありつまみを引けばすぐにフィルターが取り出せるが、

家のは10年前に設置された古いタイプだから、横のボタンを押してからウォシュレット便座をゆっくりずらし、本体から持ち上げないとフィルターが取り出せない。

便座を持ち上げるには、まず電源を切り、水栓を止め、便座内の排水をする。本当に面倒だ。

しかも、消臭フィルターの耐用年数は7年と書いてある。

 

ウオシュレット部分をトイレ本体から外すことができた!トイレにトラウマがある私にしては快挙!

 



消臭フィルターカートリッジを交換する

電源を抜いて、水栓を閉めて、水抜きをする。初めてウォシュレット部分を持ち上げてみて驚いた。本体との溝に5年分の汚れとなぜかグッピーの水槽に入れている麦飯石が何個も転がっていた。水槽の水をトイレに流すときになぜ麦飯石が便器のふち、タンクの手前に落ちるのか分からない。

フィルターには綿ほこりがたまっていたから掃除機で吸い、歯ブラシでこすった。どちらにしても古いフィルターは捨てる。

 

 

歳をとって認知機能が衰えていることを実感した出来事、フィルターの向きが分からない

アマゾンで購入した新しい消臭フィルターを取り付けようとしたが、どうしても取り外した時のようにはまらない。

この間、リクシルのお客様センターに問い合わせるが、取説以上の答えはない。お客様センターは素人が勤務している。

仕方がないので、近くのリクシルの店に行って出てきた女性にきいてみた。その人の言うようにやってみたができない。間違ったことを言っていませんか。

 

一週間なんども入れ直したあげく、ふとした瞬間にスイッとはまった。

恐らく、フィルターの向きが違ったらしい。360度全部試したつもりだったが、何かが抜けていたのだろう。

最近、狐に騙されているようなことが起きる。

 

が、この間にもブーンという振動音は続き、まったく変化はない

フィルターでなければ何なんだ。

 

 

 

給湯器について問い合わせる

ガス会社に問い合わせたが、給湯器からそういう音が出ることはないとのこと。エコキュートだと夜中にお湯を沸かすので音は出るもしれませんということだった。が、近所にエコキュートを導入しているところはなかった。

 

向かいの家の人と話す

私が何日も夜に家の前をうろうろしているから心配したのか、道路をはさんだ向かいの女性が出てきてくれたので、振動の件を話した。

そういう音は聞こえないが、もしかして隣のエアコンの室外機ではないかと言う。最近の機種はセンサーで自動的に動いたり切れたりするらしいですよ、と教えてくれた。

引っ越してから初めて話したが、この地域にしては珍しくまともで若い(と言っても40~50代)。話せて良かった。

 

ついでに8軒先の猫オヤジの住居不法侵入に苦しめられたことも話す。警察を2回呼んだことは向かいの家なのに知らないと言う。本当か?

 

いよいよエアコンの室外機を疑った

隣の家の室外機は私の家の給湯器とトイレと同じ壁側にくっついている。これはかなり疑わしい。

そこで、私の家で鳴動が始まったとき外に出て隣の室外機が動いているか確認した。20回くらい確認したが鳴動が聞こえているときは必ず回っていた。室外機の前で手をかざすと強い風が吹き付け、室外機全体がガタガタ小刻みに振動している。良く見ると、室外機の台座から本体が少し浮いている。

彼らが引っ越してきてから3年が経過している。振動は半年くらい前から始まったから、プラスチックの台座が劣化したのかもしれない。

 

疑わしいのはやはり認知症統合失調症親子の室外機であるパナソニック製「エオリア」だ。

 

パナソニック製の「エオリア」の振動にたいする苦情が多いことが分かった

インターネットで検索すると、パナソニックの「エオリア」の室外機は他のメーカーに比べて振動が激しく、振動による騒音がマンションで問題になっているという。これではないだろうか?

ある記述では、「エオリア」は振動が激しいため、2リットルのペットボトルを2本上に置いたところ振動が止まったと書いてあった。

 

隣にヘルパーが来ているところを見計らって室外機から音が出ているかもしれないと話す

一人目のヘルパーはいかにもヤンチャ上がりというスキンヘッドの30代男。「そんなこと言われても困ります。忙しいんで。」と切り捨てられた。これが訪問介護事業所の所長だった。ヘルパーは皆高齢者介護に来ていた。障碍者の息子は自転車にも乗れるので介護の対象外である。

 

次に話した40代男ヘルパーは優しそうで何度か見かけていた。住人に室内で音が鳴るか聞いてくれた人だ。が、よくわからないそうですとのことで、それ以上の進展はない。

私も齢70歳を越えたので、40歳以下くらいなら男でも気持ち悪くなく話せることが多くなった。

 

 

隣の住人に室外機まで来て上にペットボトルを置いてもらえる気がしない

統合失調症の50代息子は空き缶をうまく袋に収納できなくて、路上で何度も袋に缶を入れてはこぼし、ガラガラガッチャンと音をたてるくらい状態が悪いときがある。しかもなぜか目の前のゴミ捨て場まで自転車で行こうとしている。とうとう途中で諦めた姿が2階の窓から見えた。

本人はやろうという気があるのは分かった。頑張ろうとしているのだができないのはしょうがないよね。

こういう人に細かな話をしておかしな誤解をされて被害妄想の対象になったのでは隣の家だけに困る。精神障碍者が地域で暮らすことに反対もしていないが(私だって障碍者だ)、自分が被害を受けることはできるだけは避けたい。

 

隣に来ているヘルパーに室外機の上にペットボトルを置いてもらうことを考えた

という訳で、頼みの綱は高齢者側のヘルパーなのだ。が、私は過去になんちゃってケアマネをしていたので、ヘルパーの仕事中に頼んじゃいけないのは知っている。(人生で一番向かない仕事だったけど)

 

3人目がヒットした。時々見かけるふっくらした丸顔の20代男性ヘルパー。

怖そうだが話してみると可愛い笑顔で対応してくれた、性格良し。いろいろ事情を説明し、室外機の振動音で夜眠れないこと、HSPという障害で音に敏感なこと、夕べとうとう燐家に向かって壁越しに怒鳴ってしまったことを説明した。

「もう、精神的に限界を超えています」と訴えた。

その20代ヘルパーは自分の友人にもHSPがいるので理解できると言ってくれた。なんと優秀なヘルパーだろう。

 

室外機の上にペットボトルを置いていいか利用者から許可をもらってほしいと頼んだ

ここが肝心で、介護保険上は生活援助、身体介護の範疇に入らないケアということになる。本来仕事時間中にヘルパーを動かすわけにいかない案件なのだ。担当のケアマネがケアプランに近隣と本人との円滑な交流のようなものを載せている場合はできるが、確かめようがない。

 

ヘルパーが「自分はここの人に気に入られているから大丈夫だと思う」というので安心して任せることにした。

 

水道水を入れた2リットルのペットボトル5本を隣の室外機のそばに持って行き待機。仕事が終わって自転車で帰る童顔ヘルパーを待った

出てきたそのヘルパーは住人にペットボトルを置く許可をすんなりもらっていた。「好きにしてくれ」と言われたそう。やった!

住人の許可があれば、鬼に金棒。

 

念のため勤務時間外の個人的なお願いと言うことにした。

あのスキンヘッド所長が気が付いて聞いてきたら、「隣のばあさんがしつこく言うので。。仕事が終わって帰り際に自転車のところで待ち構えていて頼まれた」と説明するよう知恵をつけてあげた。

 

 

 

半年間の闘いのすえ、ぴたりと止まった振動音!12月になっていた。

20代ヘルパーがペットボトルをおいたその瞬間から、いっさい振動音は消えた!

その晩はぐっすり眠った。

 

次の日も同じ人が来ることになっていたので、外で待ち構えていて喜びの報告をした。

「あなたは神様です」お礼にペヤングなどのカップ麺各種と韓国のりを紙袋にたくさんつめて渡す。「防災備蓄品ですが」というと、「備蓄品じゃもらえません」と若いのに神対応。「賞味期限が近いので食べてくれると有難い」と押し付ける。

 

経験値がどんどん上がっている

そういう訳で、

この冬は、灯油ストーブの芯交換ウォシュレットトイレの消臭フィルター交換という、私にしてはタフなスキルを得ることができたのである。セルフエスティームが上がったことは言うまでもありません。

 

 

こうやって自立的に行動することで自尊心を培い、私は若いころからずっと自分のPTSDを自分で克服し続けている。いまだ症状はでるが。。

 

 

 

 

 

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