その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

書籍情報

ドメスティックバイオレンスと共依存について

私の著書「もう、沈黙はしない」を読んでブログにあげてくれたので、私もあさみまなさん著「いつか愛せる」を読んでブログにします manaasami.hatenablog.com manaasami.hatenablog.com 親は子供に責任を取るべきだが、夫婦は対等なので必ずしも責任を取る必…

宮本ゆかり著「regenerationそして生きる」。池田鮎美著「性暴力を受けたわたしは、今日もその後を生きています。」

性暴力の被害者が書いた本が出版されたので、さっそく紹介します 被害の様相も被害者の状況も一人として同じことはない。それぞれの状況をたくさんの人がリアルに書いて、その文章を読んでくれる人がたくさんいることが大事。 みんな違うとはいえ共通するこ…

実父から性虐待を受けた、はてなブロガー宮本ゆかりさんが本を執筆中です。

自分はなにも悪くないから、顔をあげて堂々と歩く。 それが、宮本ゆかりさんです。 「宮本ゆかり」は本名であり、はてなブログのアイコンは「自分の横顔」なのです。覚悟のほどが分かるというものです。 www.hitorijyanaiyo.com 宮本ゆかりさんとのなれそめ …

「原理研究会」(旧統一教会)と「雄弁会」(保守系政治サークル)とマルチ商法に勧誘された話。そして桐野夏生「路上のX]を読んだ。

20代はやたらいろいろな組織に狙われる 大学新入生のとき「原理研究会」と「雄弁会」に声をかけられたことがあった。 大学に入学したら、構内では新入生を勧誘するサークルのブースが夜店の屋台のように連なっていて騒がしい。 その中を歩いていると、一人の…

映画「ひろしま」を観て、太平洋戦争のことを考えた。

8月は第2次世界大戦と太平洋戦争に関わる映画が多い 9月5日までアメリカ軍の従軍撮影隊によるたくさんの映画が無料で配信されている。 8月6日から15日までは、私はこの暑さとともに太平洋戦争が何だったのか考え感じるために、戦争ドキュメンタリーを観続け…

ツイッターアカウントが凍結されそうになった。それと参院選は白票でない票を入れた件。

社会とかろうじて繋がっている気がするツイッターや選挙 ツイッター運営から「あなたのこのツイートを削除しない場合、アカウントは凍結します」と連絡がきた おお、これが噂のアカウント凍結!かと、指摘している記事を読んでみたら、 なるほど、言い方が過…

2021年12月、久々にアマゾンで私の本にレビューを書いてくれた人がいた。小躍りした。

12月にアマゾンレビューを書いてくれた人がいたことを発見し、嬉しくて嬉しくて。 もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて 作者:矢川 冬 NextPublishing Authors Press Amazon 久々にアマゾンでレビューを書いてくれた人がいた どこのどなたか存じま…

#駄言辞典・・世の中からなくして欲しい差別用語について(放送の現場編)

男女差別は無意識に言葉の内部に浸透している。意識の洗い直しをする必要がある。そして言葉を変えていこう。 「早く絶版になってほしい #駄言辞典」という本が2021年6月14日に出版された。出版元は日本経済新聞社・日経BP。 早く絶版になってほしい #駄言辞…

時効さえなければ。  被害者を見殺しにする裁判官たち、助産師シオリーヌの絵本を読んで勉強しろ!

また出てしまった無罪判決。時効が阻む被害者の言霊 大津地裁、横浜地裁で、またもや事実認定をしておきながら時効を理由に無罪判決が出てしまった。名古屋地裁岡崎支部だけではない、事実を無視した判決が続いている。 司法はなぜこうも頭が固くて心が枯れ…

木崎みつ子著「コンジュジ」を読んで分かったことの考察・・・シリーズ②

お願い 3月7日に書いたシリーズ①について大幅に改変しましたので、誤解を省くためにまず前回のシリーズ①からお読みいただければ有難いです。 コンジュジ (集英社文芸単行本) 作者:木崎みつ子 発売日: 2021/01/20 メディア: Kindle版 前回、私は木崎みつ子さ…

木崎みつ子著「コンジュジ」を読んで分かったことの考察・・・シリーズ①

木崎みつ子著「コンジュジ」を読んで分かったことについて数回に分けてシリーズにします。 事の発端は、木崎みつ子さんからメールが届いた こと 2020年10月9日に、突然メールが届いた。 以下、木崎さんのメールの抜粋を本人から許可を得て転載します。 矢川…

伊藤詩織さん勝訴、19歳娘へのレイプ父控訴、17歳娘へのレイプ父に6年の有罪判決

2019年もいよいよ終わりになりますね。今年は前半に悲しい判決ばかり出て辛かった。 けれど、後半になって4件も立て続けに嬉しい裁判がありました。 嬉しい気持ちで2019年を終わることができるのがなによりです。 19歳の娘に13歳から性虐待を繰…

羽馬千恵著「私、虐待サバイバー」、その他 本の紹介

久々の更新なので、近況報告します。 47都道府県図書館寄贈計画がコンプリートして、張っていた気持ちがいっきに緩んでしまいました。頭ぼんやり、目はチカチカ、OA機器は見たくない状態が続きました。な~んにもしたくない日々。 そうはいっても、しな…

性虐待被害者とフェミニズム、被害者の社会性に寄り添う専門機関の紹介

~~~被害者が加害者を許す??? えっ?? 10年くらい前からだろうか、性虐待被害者の中に明確に「被害者が加害者を許すべきです」と主張するグループが活動するようになった。 彼女らの主張はこうだ。(私は実際講演を聞きに行った) 「私は子どもを産ん…

プロフィールの画像を変えて決意を新たに。法律を変えなければ性暴力被害者は救済されない。

プロフィール画像が自分に合わなくなったと感じ、落ちついた画像に変えました(落ち着いたかどうかには不安がありますが)。本の表紙にも使ったアリウムの拡大写真です。花言葉は「正しい主張」。これからも考えたこと、感じたことは、臆せずどんどん主張して…

収蔵してくれる図書館が続々と。47都道府県図書館コンプリート計画 中間報告

みなさん、こんにちは。 「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」をPOD出版した矢川冬です。 昨今の児童虐待による子殺しや、実父からの強姦の裁判で加害者が無罪になるという、酷い日本の状況を何とかして打破しなければなりません。 人間の一人…

「もう、沈黙はしない」に載せた中からお勧めの本を紹介します。

その1:「生きる勇気と癒す力」 性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック (エレン・バス+ローラ・デイビス 原美奈子+二見れい子共訳 ) 2013年改訂版(待望の復刻版) その2:「赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア」 自分を愛する力を取り戻す[心…

私の本と深くかかわりのあった書籍、「沈黙をやぶって」と「解き放たれる魂」を紹介します。

「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」の出版を前にして私のサバイバーとしてのサバイバル生活に色濃くかかわりのあった2冊を、先行して紹介したいと思います。 その1 アンソロジー集「沈黙をやぶって」(森田ゆり編、1992年築地書館) この本に私…

実名、顔出しは加害者であって被害者ではない。実名、顔出しは被害当事者本人が決めること。

昨今、家族内に加害者を持つ性被害当事者が相次いで実名で本を出版している。メディアに顔をさらして話しているサバイバーを見かける機会も多くなった。なんと開かれた素晴らしい社会になったものだろうと一瞬は思ったが、いつもの疑い深さが出てくる。いろ…

私の性虐待体験を書いた本の出版前に、アマゾンアフィリエイトを導入しました (*^^)v

私の本はただいま最終校正にかけていますが、アマゾンPOD出版なのでインターネットのアマゾンからしか購入できません。本を探すのは大変ですからこのブログから買えるようにするためにアマゾンアフィリエイトを導入しました。もちろんアマゾンの公式ホー…