その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

2021年12月、久々にアマゾンで私の本にレビューを書いてくれた人がいた。小躍りした。

12月にアマゾンレビューを書いてくれた人がいたことを発見し、嬉しくて嬉しくて。

 

 

 

 

 

久々にアマゾンでレビューを書いてくれた人がいた

どこのどなたか存じませんがあなたさまのコメントで心がふんわりして久々によく眠れました。有難うございます。(眠剤はいつも通り飲んだけれど)。

朝起きてもその気分は続いていた。PTSDを抱えていない人は毎日こんな風に朝の光にうっすらと楽しさを感じながら目覚めるのだろうか。

 

 

「もう、沈黙はしない...性虐待トラウマを超えて」の販売状況

「もう、沈黙はしない」は2018年6月に出版したから、3年半が経っている。それにもかかわらず、毎月1~3冊くらいの頻度で買って読んでくれる人がいて、今月はレビューまで書いてくれた。この3年半の間に1冊も売れなかった月1回だけでした。

 

販売総冊数334冊、図書館などに寄贈するために自分で買った分が100冊で、

合計434冊印刷しました。(こういう情報はPOD専門出版社ネクストパブリッシングのマイページに集計されている)

 

POD出版だから出版社からの宣伝広告などはない。ほぼ口コミやツイッターで知ってくれる人がほとんどだと思いますが細々と続いています。

ツイッターアカウント: 矢川冬@yagawa_fuyu

 

 

「もう、沈黙はしない」の 収支報告(3年半目)

アマゾンでの売価1518円(税込み)に対して、税金、出版手数料、印刷代もろもろ引かれて、著者の私の手元に残るのは、1冊につき69円です。5000円たまるごとに銀行に振り込んでくれますが、振り込み手数料はしっかり引かれています(T_T)。

 

掛け算してくれると分かると思いますが、3年半で私に入ってきた分は59,261円で、その額は私がPOD出版する際に出費した額とほぼ同額です。

けど、POD出版は原稿を書き、それをPDFにし、そのPDFをアマゾンのガイドに合わせるという作業にガマの脂汗が滴るくらいの苦しみを味わいましたけどね。パソコンできないからですが。

他に自分で購入した100冊は著者割引で90000円くらいだったので、自分で購入したこの額が活動費となります。

 

いや、1円でもいただけるだけで全然いいのです。儲けるつもりはさらさらありませんから。

 

 

たくさんの方たちが「もう、沈黙はしない」の図書館寄贈に行動を起こしてくれました。

わっと(id:watto)さんのように30冊も購入してくれて電車、バスを乗り継いで図書館に配布に歩いてくださった多くの方たちの分を考えると、活動費はもっともっとになりますね。いや、そういう心ある方たちの行動は金銭にはたとえられませんから活動費は無限ともいえますね。

有難いことです。🙇

 

 

私は性暴力の被害者が口を封じられていることに怒っていて、私たちが普通の会話の中で普通に被害のことを語れる社会を作りたいと思って本を出したのです。

 

 

実父からの性被害でも路上の他人からの被害でも、普通に語りたいだけ

断崖から飛び降りるほどの覚悟を持たないでも、普通に心の内を語りたいだけなのです。学校の休み時間で、ママ友ランチで、町内会の掃除で、普通に自分のことを隠さないで話したいだけなのです。

今はあまりにも隠さなければならないことが多くて、身を隠さなければならないことが多くて、それが私のPTSDを治りにくいものにしています。

 

 

最近、手ごたえを感じられず低迷していた

正直、性虐待のことについて書いていても本当に知ってくれる人はどのくらいいるのだろうか。手ごたえのない作業に先が見えなくなり始めていました。

 

シェアハウスの最初の人が出てからなんか気が抜けてしまった

シェアハウスの入居希望者もぱったりなくなったし、くじけそうでした。入居者ロスみたいな感じで、寂しいなあ。

 

 

戸籍名変更希望者の5人目の方について来年書きます

戸籍名変更5人目の方も名前は変更できたのですが、苗字が裁判で認めらず(この件は複雑で長くなるのでご本人に確認して来年にでもブログに書きたいと思います。今年はご本人も疲れ果てているのでそっとしていますが)、がっかりが連続しました。

 

 

来年2022は年賀状じまいをします

来年私はいよいよ70歳に突入します。ええー、Σ( ̄□ ̄|||) という感じです。

正直実感がわかない。70歳の皆さん、実際どうなのでしょうね。

私の周りは歳だ歳だと連呼する人もいれば、いまだに車や洋服が好きでそれらを買う為に働いている人もいます。

 

そして、

来年の年賀状で私は年賀状終いを宣言するつもりです。そもそも少しずつ止めていてあと数名が残っているだけでした。

 

 

終活の始まりの終わり

そして、今年は70歳から始めようとしていた粉骨、散骨の調査と下見に具体的に動き始めますよ。所有物をゼロにして死にたいという私の願望の始まりの終わりを目指した元年となりますよ。

 

 

 

来年は終活の記事が多くなるかもしれません。

が、

 

ちょっと早いですが、

みなさま

来年もよろしくお願い申し上げます。

 _(._.)_

 

 

 

🌸

2022年が皆さまにとって

明るい良き年になりますように❣ 🌸

🐯

 

 

 

 

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