10月衆議院選挙の小選挙区では「白票」を入れた
2024年10月の衆議院選挙の小選挙区では白票を入れた。

前回も「白票」を選んだ。今回も白票にした。投票用紙をもらい、台に進んで囲いの中で何も書かずに用紙を折り曲げるだけ。
わざわざ投票所に足を運んでも選ぶ相手がいないことに一抹の寂しさがある。
小選挙区に立候補していたのは4名(自民党、立憲民主党、共産党、維新の会)
誰もかれも心を動かされなかった。選びたくないのに選ぶことはできない。自分の心に嘘はつけない。
しかし、婦人参政権が血みどろで得られた権利だということも知っている。投票に行かないという選択肢はない。だからわざわざ出かけて小選挙区だけは「白票」を入れた。
実は前回も「白票」を入れた
そのことをこのブログに書いたら、「白票はだめ」という意見があったが、何を言っているのかと思いましたよ。
①誰も選ぶ人がいないとき選挙会場に行かないと、それは選挙を棄権したということだが、
忘れてしまってかあるいは関心がなくて投票しなかったのか、面倒だから投票しなかったか、レジスタンスなのか判断ができないね。
②用紙に立候補者ではない名前を書くのはどうか?
それだと、漢字を間違えた人と区別がつかない。そんな愚かな人と一緒にはされたくない。
白票をいれるという行為は積極的政治批判である
わざわざ出向き白のままで帰る。
その意味で、「白票」は、非常に政治的な行為なのだ。結果的に誰にも投票をしないことになるが、選挙に行かない有権者とは似て非なるものなのだ。
今回は全国的に白票が増えたそうだ。さもありなん。
選ぶ政治家がいないときには、やはり「白」のまま投票箱に入れるのが一番よろしい。

れいわ新選組の選挙演説を聞いて、久しぶりに元気になり希望を持った
①世襲政治家はどこを向いているか?→代々の支援者とその取り巻きのみ。国民って誰?状態。
②自民党の政治家はどうして変われないのか?→野党が圧倒的に弱いから与党が向かうところ敵なし状態にあぐらをかいてしまった。与党は国民をなめ切っている。
③消費税が大企業の法人税減税に回されて、結果大企業の労働者の賃金は上がっている。しかし、中小企業が圧倒的に多い福祉業界では賃金は低いまま。→消費税を低くするのも0にするのも、変更にかかる手間暇とコストは同じ。いったん消費税0にしても良いのではないか。
実に明解ではないか。その分かりやすさが「ポピュリズム」と揶揄されても正論には違いないのである。
④一点だけは賛成できない。
それは所得制限なく補助金を投入するということ。
分断を招かないためというが、そもそも貧富の格差と分断はすでにある。国債を発行してまで富裕層を潤す必要はない。
家業として政治をやっている世襲制度の弊害
老舗の和菓子店などと違い、政治家が世襲になると困ることがたくさんある。
「地盤、看板、カバン」と言われる選挙にだけ作用する力が世襲議員にだけ蓄積されると、新しい人材が選挙に勝つのは難しくなる。新しい風と水が循環しないから、政治の沼はどんどん腐る。
そして、世襲制度にどっぷり浸かった職業政治家の話す論理はいつしか国民に理解不能になる。
そして、世間の狭い田舎では自分の利益だけ考える地元の有権者と、自分の利益だけ考える政治家がなれあいの関係になりがち。
これが日本の不幸なのに、
こんな簡単なことが長年言われているにも関わらず、連綿と続けられている日本はおかしい。
変化を好まない日本人体質を変えなければ、政治の腐敗とマンネリは変えられないよ。
れいわ新選組のYouTubeに久しぶりに元気をもらったので、いろんな人に言ってみた
YouTubeで流れている街頭演説の様子を観ていたら、久しぶりに元気と活力がわいた。山本太郎は役者であるからそりゃあ表現力があるのはいなめないが、そういう斜めの視線をもってしても、語っている内容がとても正論だった。その感動の熱量のまま、そのことを友人知人に語った。
リアル友人4名、ネット知り合い4名にyoutubeから元気をもらったと伝えた
自分が感動したことをすぐに人に伝えようとするのは悪い癖か。しかし、他の人は共感しないかもしれないがとりあえず言ってみることにしている。
リアル友人4名(60代~70代)、ネットの知り合い4名(30代~40代)に思わず元気の出るyoutubeがあるから観てねとメールなど打ってしまった。
そうしたら、
4名は「そうなんですか、観てみます」という反応だったが、
1名から「勧誘は好みません、同じ党かもしれないが自分で選びます」と言われ愕然とした。あわててそんなつもりではないことを説明した。指摘されて、特定の政党のyoutubeを勧めたことは確かだから誤解されてると気づいた。
私は人に強要されることもすることも大嫌いだから、そういう反応にショックだった。
宗教の勧誘なんか大嫌いでぴしゃりと門前払いする私がそれと似たようなことをしているのだなあ、申し訳ない。難しい。
残り3名は反応無し。
昔の知人の誰かだろう、私にK党の名前で選挙勧誘のはがきを寄こした人がいたけど、
私は住居不法侵入猫オヤジが関わっているそのK党が大っ嫌いになったから、「受け取り拒否」にしてはがきをポストに再投函した。
そんなこともしている。とりあえず意思表示はした。難しいねえ。
今の時代に20代や30代だったら、ワーキングプアだった私は生きていけないかもしれない
若い世代は本当に辛そうだ。私は年金生活者で6万5000円しかもらっていないが(30代からこつこつ始めていた株の配当が2万くらいあるからまあ大丈夫)。
年金の額は少し減らしてもいいから、中小企業の非正規の若者を助けてやってほしいと思う。
非課税世帯がみな困窮しているわけではない
非課税世帯に3万円給付するという案にも反対だ。私もリタイアして非課税世帯だが、先に書いたように株の配当も家も無料駐車場もある。困窮はしていない、今のところ。
一番困っているのはまじめに働いて住民税をおさめて、かつ子育てしている人たちだろう。ここの層を救ってほしいものだ。
3万円給付案に社会的にブーイングが起きているというが、当たり前だ。現政府は国民の実態が分かっていないのではないか。
ワーキングプアーという言葉が最近聞かれないのは、それが通常だからか
私も雇われているときは低賃金(手取り17万~20万)で、その中から家賃も出していたから極貧生活だった。風呂無しアパートに20年暮らした。途中で自営業に転身できたから収入は増えたが、それでも1日500円の食費で10年頑張って頭金を1000万円貯めた。
そういう中でも海外旅行には行った。若いうちしか海を渡れないと思ったから。
40歳で中古マンションを買った時はスッカラカン
40歳で家を買ったときはスッカラカンでさらにローンがかかってきた。それでも、家賃を払った後に残った残金の少なさに震える恐怖から解放されて幸せだった。それからまた頑張って、60歳で2軒目の家を買った。相変わらずの節約のおかげです。
社長業と大家業は搾取業
社長業と大家業は貧乏人から搾取する商売だ。あんまり悔しいので、後に私はどちらにもなってみたが、従業員や店子から金銭をかすめ取るとき良心が痛んだものだった。
比例は「れいわ新選組」に入れた。
後にこの党がまがい物だったと判明した時には、責任を分担しなければならないが公表しておく。私の立ち位置がどこにあるか知ってもらえば、間違えて連絡してくる人も減ると思うから。
でも、来年は違うことを考えているかもしれないから、その辺はよしなに