その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

電力が不足しているので災害時用の照明だけで生活してみた。そして参院選のこと。

せっかくの良い機会なので照明を災害用のLEDライトだけで過ごしてみた。



 

とはいえ、エアコンと扇風機だけは使用した。

夏のエアコンは、毎年除湿30度の設定なので今年も同様に使用する。午前中は我慢して午後から使い始めて5時間は点けっぱなし。いったん止めて夕飯の支度、入浴時間は窓を開け換気。

後は寝る前にまた除湿30度で3時間くらい過ごす。

もともとクーラーが苦手。除湿30度でも寒すぎて止めることがある。

トイレの電源は切る。電子レンジのコンセントは抜く。

 

 

100均のLEDライトだけで過ごす実験

照明は災害時用に用意している乾電池式のLEDライトで午後いっぱい過ごしてみた。100均のLEDライト5個をテーブルの周りに配置したが、思ったより暗い

 

 

ペットボトル照明は優秀

その中の一つはトイレットペーパーの芯の内部にLEDペンライトをはめ込み、上に水の入ったペットボトルを置く。このペットボトルはギザギザが多くあるタイプが良い。光が拡散してこれが一番明るかった。(youtubeの防災サイトから)

 

 

ソウレッジの性教育トイレットペーパー

ちなみにトイレットペーパーは、かつてクラファンで協力した「5歳からの性教育ソウレッジのです。以前勤めていた児童養護施設に寄付しようかと思ったけど、そこの施設長に酷いことを言われたのでパス。しかも、男性職員が多い児童養護施設というところは男女差別には鈍感な場所。性教育を正しく教えられるか疑問。

 

こうなったら、自分のシェアハウスで使おうと思って保管してます。私は穴無しのトイレットペーペー使用者なので、穴ありのペーパーの思わぬ使い道を発見して嬉しい。

トイレットペーパーロール1個が500円というのは現実的ではないが、遅れている今の時代ではいたしかたない部分か。漫画付きなので著作権が高いのだろう。

 

 

白熱球タイプのLEDライト

もう一つ100均で購入した発熱球を模したタイプのライトを天井から垂らしたら、昔の発熱球40ワットくらいの明るさを確保できた。昭和のわびしい裸電球です。

 

 

明るい光が苦手な私でも「暗い」と感じ6時間でギブアップ

 

結論:本当の震災時で暗さに1週間耐えられるかなと思った。もう少し、本格的な防災ライトを用意しようと模索中。

 

 

 

 

 

今回の参院選は投票に行かないつもりだった

なぜなら、ずっと投票してきたある党に例の猫のエサ撒きオヤジが入っていることが分かったためだ。その猫オヤジの店の駐車場でその党の女性部会がスタンディング演説していた。がっかりだ。不正を正す浄化作用がない組織なのは保守党と同じか。

 

それで、前回の衆院選小選挙区白票を出した。

だから、

今回の参院選はもう行かないでおこうと思うくらいその党に失望したのだ。他に入れるに足る党もない

 

 

 

しかし、ある映画を観たことで私の正義感は少しだけ持ち直した。

未来を花束にして(イギリス2015年製作、7/12まで無料配信)

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(映画をクリックしても洋画ドラマの入り口が一番上にあったり、う~んと下の方にあったり定まらない。どこかにはあるので根気よく探してください。

絶対に見てほしい!フェミニスト云々と揶揄している人たちにも理解してもらえるかもしれない。

あらすじ

1912年、ロンドン。夫と幼子との3人で生活しているモード・ワッツ(キャリー・マリガン)は、サフラジェット(女性参政権運動の活動家)の友人の代わりに公聴会に参加し、これまでの生き方に初めて疑問を持つ。その後WSPU(女性社会政治同盟)のリーダー、エメリン・パンクハースト(メリル・ストリープ)の演説を聞き、デモにも参加するなど運動にのめり込んでいく。しかし、活動を快く思わない夫に家を追い出され息子と引き離された上に、職場でクビだと言われてしまう。

 

・・・・・・

この時代の女性運動は穏健派と過激派がいて、というかいつの時代にも机上の議論派と権力にすり寄る穏健派と権力を認めない過激派はいるのだが。そのうちのバンクハースト率いる過激派に焦点を当てている。

 

この映画の中にエミリーという女性が出てくる。私が知っているエミリーはイギリス国王の馬車の前に身を投げ自殺し女性の投票権」を訴えたのだが、映画の中では国王が観戦する競馬場で走りくる競争馬の前に身をなげ蹴り殺された。

きついコルセットを身にまとった過激派女性たちロングドレスで街の中で声をあげ、店の窓ガラスに投石し、投獄され、ハンガーストライキを強行した。このあたりは私はなんとなく違和感を持つがこういう過激派がいたから後に社会が動いたともいえる。

何をやっても女性たちに参政権がもたらされなかった時代。エミリーが大勢の観客の目前新聞社が8ミリを回している前国王に直訴し自殺したことで、1918年にようやっと世界で初めて女性に選挙の投票権がもたらされた。

 

世界の国々で女性の参政権が出来たのが1918年イギリスが最初とは驚く。しかも30歳以上の戸主の女性に限られていた。1928年にようやく男性と女性は同様の普通選挙権を21歳から与えられた。

それから遅れること18年、日本は敗戦を機に1946年だったが男女とも20歳以上の普通選挙に一気に変わった。

 

私が生まれたときにはすでに女性に選挙権はあった。だから当たり前だと思っていたが、世界では女性が自殺してまで訴えて勝ち取った権利だと知る人は少ないだろう。ぜひ映画を観てその時の雰囲気を感じ取ってもらいたい。

 

そうすれば、投票に行かないという選択肢はないと知るはずだ。

 

 

私も、今回映画を観ることで初心を取り戻した。

 

 

エミリーが命懸けで勝ち取ってくれた女性の投票権だ。入れる党がないなど甘ったれたことを言わないで、入れるに足る党を作り出さないといけないのだろう。せめて今回は棄権はしないで、また白票を入れよう。「権利の上に眠るな」と檄をとばした市川房江先生にも申し訳ないし。

 

 

映画の中の記憶に残ったセリフ:

「女に参政権を与えると、次はこれ、次はあれときりがない。だから参政権は絶対与えるな」と映画の中の権力を握っている男が言っていたが、その「思想」があちらこちらにまだ生きていると思うのが悔しい。

 

 

 

 

人間はみな平等でしょ?という簡単なことが男女間になると歪んでしまうのはなぜ?

 

 

 

 

 

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