その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

映画業界の闇ー男性監督が女性俳優にふるうパワハラとセクハラ

MeToo運動はアメリカの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラを大勢の女性たちが告発して始まった。



 

アメリカでは、

以来35人もの人物がセクハラの加害者として公表されている。まあそれは氷山の一角だろう。

 

 

日本ではどうなのか?

私は告発が出るのを心待ちにしていたが、やっと今年になって女性俳優

(女優差別言葉なので私はこれから性別を言いたいときは女性俳優男性俳優と呼ぶ)が、次々と告発を始めた。良いことである。

 

 

固有名詞をあげて日本映画界の闇を整理する

以下の記述は私自身の覚書として固有名詞をあげておくだけです。それぞれの方たちに特に思い入れはありません。今後映画を観るときに監督と主役の関係性がどうしても気になると思うので、性暴力をふるった監督名を覚えておきたいのです。

 

私が調べた範囲だけなので、他に付け加えたほうが良い加害者がいたら教えて頂けると有難いです

 

加害者本人として :榊英男、梅川治男、園子温、木下ほうか

加害者を擁護している人 :町山智浩井筒和幸

 

被害者を応援している人 :原作者として山内マリコ、柚木麻子、西加奈子湊かなえ三浦しをん山崎ナオコーラなど18名の作家が声明を出した。

 

さらに映画監督の是枝裕和濱口竜介など映画監督6名も声明を出した。

 

 

 

是枝監督の声明は以下の通り。

ーーー

 

役者さんを精神的に追いつめて演技を引き出すようなことを自分はしていないつもり。でもだからと言って自分以外の方法を簡単には否定出来ない」とした。その上で「もちろんパワハラは論外。でも正解に導くことだけが演出じゃない。待つ。そして役者に発見させる。自ら発見するまで静かに待つのは愛のある演出だと思うよ」と、自らの演出に関する信念をつづった。(ヤフーニュースより)

 

 

素晴らしいではないか。是枝作品には抒情性と優しいまなざしがある。ほぼ全部の作品が好きだ。

 

 

発言している俳優(被害を受けたかどうかは明確ではない、でもそれは重要ではない。名前を出して被害者に寄り添ったことが大事) :水原希子鈴木砂羽橋本愛吉高由里子寺島しのぶ遠野なぎこ 他

 

※さっそく読者の方から加害者の情報を頂きましたので、追加します。

あの上品そうな森本レオです。石原真理子さんの自叙伝「ふぞろいな秘密」で暴露されているそうです。読者の方が教えてくれたURLです、参考までに。

いや~、加害者は下品な顔ばかりではないってことですね。

           ⇓

https://news.yahoo.co.jp/articles/acd5ce42584be89fb03d82b027ab33af4dfbf978

 

 

 

 

最近生活に余裕ができたので無料映画を観るようになったばかりだった

良く分からないから手当たり次第に観ていた。で、すこし分かった。

 

パワハラ、セクハラをなんとも思わず行っている監督の作品はとてもとても暴力的なのだ。私自身は強気な性格なので日常のかったるいイライラを吹っ飛ばすには多少非日常性が欲しいからあまり気にしないで観ていたが、最近不用意に気持ちの悪い映画を立て続けに観てしまって精神的にダメージを受けた。

 

 

やはり観る映画は取捨選択しないといけない。最初の5分で分かるから我慢して観ていないでストップするべきだと学んだ。タダだし。

 

無料配信のGYAO!では玉石混交、酷い作品から素晴らしい作品までランダムに並んでくる。その中から自分に合った作品を見つけ出すのも醍醐味と思う。観た後で失敗!と思う作品があれば、それも学習の一つ。自分の感性を磨くよい材料ではある。次からその監督の作品は気をつけていればよい。

 

なんせ、失敗!と思っても無料ですから。

 

 

そうは言っても、やはり映画は面白い。取捨選択し監督の行いもチェックしてから観よう。パワハラをするような人間性の監督は個人的にだめなのだから、その人間が干されればよいだけ

作品には多くの人がかかわっているから残すべきだし、被害を受けた俳優も堂々と出ればよい。

分かるよ、性被害って本当に言いにくいんだ。まして、あの俳優があの監督と、、など詮索されるかもしれない映画を上映するのは針のむしろだ。

 

被害者が好奇のまなざしに晒される怖さを私も知っている。けれど、いつまで怖がってるんだ。怖がってたって何も変わらない。だったら、言っちゃえ。

 

 

そう思って、他の被害者の救いになれるといいなと私もこんなブログを書いているし、本も書いた。

頑張ろうぜ!被害者たち!

 

作家でも精神科医でも、書く本とその人物の資質がかけ離れているのはよくあることだ。私に関して言えばその人間の資質が受け入れられないものなら、作品も読む気にはならない。映画も同じだ。

でも、観たい人は観ればいいんだ。私も園子温の「ヒミズ」は評価するし、二階堂ふみの演技は良かった。

 

 

最後に、加害監督たちについて、みんな顔が下品ね。薄汚い人間性が出てしまうんだね。ワインスタインの顔をみた?あんな汚い顔を私のブログに載せたくなかったが、記録として載せるしかない。あ~、気持ち悪い。

 

 

お口直しに、

最近のお勧め映画(無料GYAO!)で視聴できるもの

 

「エール」2014年フランス 5月11日まで配信

この映画のリメイク版「コーダ あいのうた」は2021年にアカデミー賞に輝いたそうである。主役はルアンヌ・エメラからエミリア・ジョーンズに変わり、弟ではなく兄になったそう。「エール」は「コーダ」に比べて地味で物語的に力が弱いそうですが、GYAO!ではこちらしか観れません。それでも、私は十分感動しました。

きれいな映画です。

何と言ってもルアンヌ・エメラが可愛くって、その歌声も魅力にあふれていて、ずーと耳の奥でリフレインしていますよ。(^^♪

 

 

ラ・ラ・ランド」2016年アメリカ 無料配信終了!後はレンタルで

おなじみすぎて、説明はいりませんね。こんなビッグな映画もたまには無料配信されるのですね。有難いことです。とはいえ、私は過去に一度みているので今回はパス。重苦しい話ばかりの昨今、この映画に癒される人も多いと思い載せました。

 

 

「ひまわり」1970年イタリア 4月30日まで無料配信

ウクライナのヒマワリが画面いっぱいに映し出されて最近注目の映画ですが、私は公開年の1970年に映画館で観ていました。今回GYAO!でも観ようとしたのですが、なんとも音質も画像も劣化していてひどすぎてパス。無料配信なので仕方がないと諦めます。

 

 

 


無料にこだわる私の苦難は続く。。。

 

 

 

 

 

 

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