その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

2018-01-01から1年間の記事一覧

性的虐待サバイバーのためのシェルター、2018年画像

今年最後の記念すべきブログですので、初めてシェルターの画像をお見せしたいと思います。場所や外観の詳しい情報は明かせませんが、これからもイベントがあった時にはアップしたいと思います。(なんだか全然わからない写真かもです、華麗なカメラワークを…

少女が自立するためのシェルターに、初めての利用者が。。。

その家族はシングルマザーと生まれたばかりの2人の子ども、いや子どもはもう1人いたかもしれません。 私が留守の間に、入居を決めてすでに1週間たっていたらしいのです。ですから、私は会っていませんでした。 ここで、種明かしーーーその家族は雨どいを伝っ…

虐待を受けた人のためのシェルターへ、招かれざる客が。。。

児童養護施設の職員をしている女性Jさんが家を購入したのが3年前、すぐに私が借り受けました。二人ともお金がないので、物資を募り家具や電化製品などいろいろな寄付品を、軽トラを駆使して2人で集めて回りました。Jさんは女性ですが、洗濯機や冷蔵庫など…

いまさらながらの自己紹介。性虐待をうけましたが、家を買い長生きしています。

「にほんブログ村」に参加したら、とたんにPVがふえて1日のPV数がはじめて130を記録しました、有難うございます。新しくブログに読者登録をしてくださった方も増えて、嬉しいです、(人''▽`)ありがとうございます☆ こんなマイナーなブログを読んでく…

性虐待サバイバー、天涯孤独を生きぬくドケチ節約術(ガス代)

ガス代はプロパンなので高い。電子レンジ調理の方が安く上がります。 マンション大規模修繕で給水管を全交換したら、水道管がマンションの屋上をはうようにむき出しに設置されました。 私の部屋は最上階。最上階の給水管は太陽の直射日光にさらされます。だ…

性虐待サバイバー、天涯孤独を生きぬくドケチ節約術(水道代)

水道代は平均1450円くらい(1か月)。水の節約に効果大なのはお風呂です。入浴は夏場は無料の太陽光熱湯で毎日シャワーです。 私の部屋はガスを使わず太陽熱(貧乏だからソーラーシステムはモチロンありません)のおかげで無料で熱湯が出ます。(*´ω`*? ※ この…

性虐待サバイバー、天涯孤独を生きぬくドケチ節約術(電気代)

どけち節約生活、今回は電気代です。 電気、水道、ガス代は工夫しがいがあるので面白い。私は今自宅とシェルターの2軒の光熱費を払っていて、基本料を2軒分払うのって辛いです~。いずれ自宅を引き払ってシェアハウスに移動する予定なのですが、今はまだ2重…

性虐待サバイバー、天涯孤独を生きぬくドケチ節約術

なにを隠そう、私はケチです。何もかもがもったいなくてしょうがない。だから、余計なものは欲しくないし、万が一捨てなければならない時にも工夫をして何かに使えないかいつも考えてしまいます。 服やシーツは小さく切り雑巾として再生。空き瓶はピクルスの…

死ぬ準備=終活の手始めに、断捨離始めました。

終活にいよいよ着手しました。頭の中ではいろいろ考えていたものの、なに一つ実行できないでいましたが、本出版という大事業が終わったことで、いろいろなものが新しく始まりました。 本を出版するということが24時間頭にあって、身動きが取れないほど苦しか…

ネクパブアワード2019の進捗状況をお知らせします。

前回、皆様に「ネクパブアワード2019へエントリーしたので、本を買ってくださ~い!」と恥も顧みずお願いしました。ところ、なんと、私の本やら他の商品やらの注文を12件もいただきました。先月あたりから全く動きがなくアマゾンのセクシャルハラスメン…

ネクパブPODアワード2019にエントリーしました!

とうとうエントリーしました! ネクパブPODアワード2019! それなに?ですよね。 (株)インプレスR&D ネクストパブリッシング POD出版サービスが主催している本のコンテストです。「もう、沈黙はしない・・・性虐待トラウマを超えて」という私…

菜園付きシェルターをオープンしました!

児童養護施設職員の女性が家を提供してくれたので、私は安い安い家賃で借り受けシェルターをオープンしました! シェルターの敷地は猫の額ほど狭いので、隣の家が近すぎる。境に木の板で目隠しがほしいし、物干し竿もほしい、電気のかさもない。備品はほとん…

「当事者性」から回復することを自分に許そう。PTSDの持続エクスポージャー療法とは。

私は「当事者性」と言うものに、ずっーとこだわってきました。性虐待という体験、親から痛めつけられるような体験は経験しない人には分からないものがあると思っています。肉と心を同時にえぐられる体験は、戦争の捕虜が受ける拷問に似ていると感じます。し…

POD出版リアル体験記(ワード操作編)

文章を書くだけでも頭はいっぱいなのです。 ところが、 POD出版は、著者の作ったPDFがそっくりそのまま写真で写したように製本されます。著者は本のレイアウトデザインも自分で考え、自分でワードを駆使してそのデザインを実現させなければなりません…

POD出版リアル体験記(入門編)

「ネクストパブリッシング」というアマゾンPOD出版を請け負っているプラットフォームを運営している(株)インプレスR&Bに、 著者向けPODサービスの登録(無料)をする。登録をしなくてもホームページからユーザーズガイドは読むことができました。 …

POD出版リアル体験記(登録編)

やっと欝から抜け出せそうです。そこで、懸案のブログの更新ができるようになりました。はてなダイアリーがなくなるそうなので、どうしようか思案中です。まだ。頭がすっきりしないのでいずれ考えます。 さて、予告通りセルフパブリッシングについて書きまし…

性虐待の体験を本に。出版を終えたその後、そしてQ&A

出版を終えて2か月がたちました。商業出版でもなく、訳あってメディアに顔を晒して宣伝もできず、なかなか知ってもらうのは大変な状況ですが、それでも読んで下さった方がいらっしゃるのは、とてもとても有難いです。こんな私ですから、ゆっくり活動していく…

「もう、沈黙はしない」に載せた中からお勧めの本を紹介します。

その1:「生きる勇気と癒す力」 性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック (エレン・バス+ローラ・デイビス 原美奈子+二見れい子共訳 ) 2013年改訂版(待望の復刻版) その2:「赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア」 自分を愛する力を取り戻す[心…

「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」の修正が完成しました!(6月28日)

私の思った通りに、完全に修正できていました!感動しました! アマゾンの書籍画面の「中身!検索」は、遅れて修正がかかり、時には1か月も遅れることもあるとか。したがって今の「中身!検索」は修正前です。とはいっても、以下に書いたような修正ですので…

私の本と深くかかわりのあった書籍、「沈黙をやぶって」と「解き放たれる魂」を紹介します。

「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」の出版を前にして私のサバイバーとしてのサバイバル生活に色濃くかかわりのあった2冊を、先行して紹介したいと思います。 その1 アンソロジー集「沈黙をやぶって」(森田ゆり編、1992年築地書館) この本に私…

「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」という本を書きました。6月25日めでたく発行。

表紙の紫の花は「アリウム」といい、花言葉は「正しい主張、深い悲しみ」です。私たちは悪くない。悪いのは犯罪を犯した人間の方だ。 父親のしていることをいつか必ず世の中の人に知らせなくてはならないと、それがいつしか私の使命になり、またその使命感に…

実名、顔出しは加害者であって被害者ではない。実名、顔出しは被害当事者本人が決めること。

昨今、家族内に加害者を持つ性被害当事者が相次いで実名で本を出版している。メディアに顔をさらして話しているサバイバーを見かける機会も多くなった。なんと開かれた素晴らしい社会になったものだろうと一瞬は思ったが、いつもの疑い深さが出てくる。いろ…

私の性虐待体験を書いた本の出版前に、アマゾンアフィリエイトを導入しました (*^^)v

私の本はただいま最終校正にかけていますが、アマゾンPOD出版なのでインターネットのアマゾンからしか購入できません。本を探すのは大変ですからこのブログから買えるようにするためにアマゾンアフィリエイトを導入しました。もちろんアマゾンの公式ホー…

専門家の内実が知りたくて、社会福祉士を取得してみた!

度重なる専門家の不埒な行為に嫌気がさして、医療や福祉の現場サイドで何が起きているのか知りたいと思いました。自営で20年続けた学習塾も区切りが良いし、ちょうど50歳ということもありタイミングが合ったし、25年続けた教育分野から年金をもらうま…

社会用「ツヨ子」と本性の「ナキ子」、2面性のシステムがサバイバルに役立つ。つなぐのは「ピエロ」。

いつの頃だろうか。人間がとても嫌いになった。ずいぶん前、幼稚園のときは近所の子どもたちと遊んでいた。小学低学年のときは引っ込み思案だったが、子どもの集団に紛れていることは苦痛ではなかった。いや、集団に同化して色をなくす心地よさを感じていた…

宇宙空間にひとりぽつんと浮かんだことはありますか?

「子ども時代の性虐待被害者は、世界で独りぼっちと感じる」というような記事を読みました。そんな記事があるということは、私が子供時代~30代までときどき浸っていたイメージのことをカムアウトしてもいいのかもしれないと思いました。おかしな人だとこ…

精神科医の書き言葉と話し言葉は別人格――書き手の本性は話しことばにあらわれる

男性の精神科医が書く解説書には「近親相姦(書くのも嫌だ!)」とか「いたずら(吐きそう!)」とか、まったく当事者の気持ちに寄り添わない言葉が無批判に出てくるから、私は男性の専門家が書く本は読まないようにしている。 それとは別に、書き言葉と話し…

被害者を傷つける専門家

効果がないならまだよい、被害に対して無理解のために被害者を傷つける精神科医やカウンセラーや援助者の存在をどうしたらよいのだろう。 大学生の時、欝が苦しくて苦しくてつい大学のカウンセリングルームに行ってしまったことがある。行かなければよかった…

家庭内の男女差別教育が、社会にはびこるセクハラや性暴力の原因である

家庭内で母親が女の子より男の子を優先して育てる。いや、無意識にでも男の子の方に期待し頼るだけでも、男尊女卑思想を子どもたちに植え付けることになる。私はホームドラマで妻が、ソファにどっかりと座った夫にお茶を出すシーンを見ただけで具合が悪くな…

性的虐待を理由に、戸籍名を変えました。日本で2例目でした。

結婚をしないから加害者と同じ苗字を使用するしかなくて、名前を呼ばれるたびに実父が潜り込んできた布団の中に連れ戻されるような光景が頭の中にフラッシュした。後でそういうのはフラッシュバックというと知った。 呼ばれるたびにぞっとする名前を避けるた…