終活にいよいよ着手しました。頭の中ではいろいろ考えていたものの、なに一つ実行できないでいましたが、本出版という大事業が終わったことで、いろいろなものが新しく始まりました。
本を出版するということが24時間頭にあって、身動きが取れないほど苦しかった。その手かせ足かせが取れました!なんという解放感!
死ぬときに、きれいさっぱり何も残したくない。この世とさっさとおさらばしたい。だんだんそれが本音だと分かってきた。やっぱり、すっきり死にたい。だから、まず整理して捨てることから始めている。新しいものは極力買わずに捨てるだけの時期ですね、今は。
いずれ、今住んでいる自宅マンションを引き払い、私自身で創ったシェアハウスの一室を住処(すみか)にしようと思っています。持ち家マンションは管理費がばかにならない。税金と駐車場代もいれてランニングコストが月3万円近くになるから、安い賃貸の方が無責任で楽。
残すのは、裁判所に保管されている改氏名の審判書と、役所に保管されている改氏名の命令書と、私の書いた本だけでいい。私の生きた証は書類で残るのみ。それがいい。
本を書いて洗いざらい自己開示したら、なにか世界の色が変わった。空気もお日様の光も、昔より澄んでいるような気がする。呼吸が少し楽になっている。
荷物が減ってきた部屋は少しずつ快適空間に変貌している。
断捨離は家具や服にとどまらない。ヒトをも断捨離している。もはや罪悪感はない。嫌なものは嫌なのだ。