睡眠障害が再発したせいで、精神状態がどん底。
睡眠誘導剤服用をしない生活を1年半頑張ってきたが、とうとうまた飲み始めた。
性虐待の後遺症であるPTSDの一つ、睡眠障害に50年悩まされてきた。
子ども時代は、睡眠はほとんどとれていなかった。
父親は私が目を覚ましているのが分かると「早く寝ろ!」と怒鳴って何もしないで子ども部屋から出て行ったから、布団に入っても寝ないでいる習慣がついた。おかげで夜中の3時にならないと眠れなくなった。
当然、学校の時間帯に合わせるのは苦痛だったが、根が真面目なのか遅刻するということへの罪悪感は半端ない。眠れなくても仮眠程度で起きたし、朝5時まで眠れなければもう寝ないでそのまま通学した。10歳から18歳までまともな睡眠は取れなかった。夜に眠れないから昼にうたた寝をしようものなら父親に怒鳴られた。
そのせいか、小学5年生でほぼ成長が止まってしまった。心も体も。
家の地獄を生きるためには学校にいる時間が必要だった。授業中に軽い睡眠がとれるからだ。だから不登校なんて考えられなかった。
小学時代の闘いは「もう、沈黙はしない。。性虐待を超えて」に詳しく書きました。良ければ読んで下さい。
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30歳になって学習塾を運営する道が開けたときは、地獄から這い上がった気持だった。これで、朝起きる苦痛からのがれられる。小学生の自分が描いた教室運営という夢が早々に叶ったのは、自分がそのために努力をしてきた成果だった。
性虐待を受けている最中だった小学生の私は意識が変に冴えていた。自分は集団行動になじめないから家で一人でやる仕事があっている、そして結婚もできないのだから一人で食べていくには大学まで進学するしかないと決心していた。それには教室を運営するのが良いと思った。当時も同級生の子どもたちに分からないところを教えるのがとても好きだった。サービスで宿題まで写させてやった。だから、私が転校すると知ったクラスメートの何人かは泣いてくれた。
小学5年生の女の子は、父親がしている犯罪を公にするまで死なないと自分に誓った。その目的があったから生き延びられたのだろう。
どうして小学生の私がそこまでの洞察力を持ったのか不思議だが、生きるために能力以上の力を発揮したに違いない。
大学に受かった時と、学習塾の運営を始めたときだけは自分を褒めてやったものだ。
子どもの頃に思い描いた60代の私を今生きている。目的は達成された。
今年に入り、自宅マンションは売却できて、シェアハウス用に購入していた物件からやっと賃借人が退去して、これからいよいよ女性専用シェアハウスとして整備し直そうとしていた。目的はすべて達成された。
睡眠もサプリで代用しなんとか眠れていた。使ったのはグリシン、ギャバ、テアニン、トリプトファンなど。しかし、普通量の2倍は必要+アルコール。だめかも~と思いながら続けていた。
それでも、気分は上々のはずだった。定年退職し年金7万円に株の配当月2万円が入るように工面した(株の話はまた後で書きたい)。学生時代から今まで月8万円で生活していたのだから、貯金を少しずつ崩しながら余命20年は暮らせるはずだ。最後だめなら生活保護があるさ。そういう計算だった。
もともとコロナ仕様の日常生活を送っている
退職してから金はないが悠々自適。スーパーで好きなものをまとめ買いして、好きなものを作って食べる。人の少ない時間帯に少しだけ散歩をする。もともと少ない友人とはメールかラインで交流している。コロナに感染するわけがないのだが。
順風満帆、マンション売却の経緯などをブログに書こうとしていたのに、久しぶりに風邪をひいて鬱状態に入ってしまった。2週間の発熱にさすがにコロナ感染かと心配になった。
風邪をひいたことから、絶不調の鬱に入ってしまった。
私は節約のためと美容院が不得意という理由で40年間自分で髪を切っている。いつものとおりに入浴前に服を全部脱いだ状態でハサミで髪を切った。入浴時は脱衣所を石油ストーブで温めるのだが、日中の気温が上がったと思いその日に限って電気ストーブだけをつけた。
数日後に不動産屋と立ち合いで会う予定があったので、いつもより念入りに切ったから時間が長かった。それがいけなかった。入浴後すぐに寒気が襲ってきた。
シェルターに住むようになってからまだ一度も浴槽に浸かったことがなくて真冬でもシャワーで済ませていた。中古の浴槽が気持ち悪いと思ったからだけど、次の冬は念入りに清掃して浴槽に浸かるようにしよう。
それから2週間、頭痛、寒気、不眠、悪夢の連続の日々が続いた。健康を損ねると、人はマイナスの方向へ落ちていくものだ。すべての事柄を悪い方向に考えてしまう。生きる意味なんか、すぐに見失ってしまう。健康は本当に大事にしないといけない。自分だけでなく、周りの人も全部悪人にしてしまうから。
反省したこと
年齢を考えてこれからは髪をカットするときの服を用意しておく。
これを書いている今日は、持ち直しているのを感じる。生きる意欲が少しずつ回復している。
来月初めには、マンション売却をめぐる不動産業界のあれこれとシェアハウスについて書くつもりです。