その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

POD出版リアル体験記(入門編)

ネクストパブリッシング」というアマゾンPOD出版を請け負っているプラットフォームを運営している(株)インプレスR&Bに、

著者向けPODサービスの登録(無料)をする。登録をしなくてもホームページからユーザーズガイドは読むことができました。

パソコンに置いとくと読みにくいから、プリントしましょう。字が細かいので拡大してプリントすることをお勧めします。(私、老眼なのにアリさんの三分の一の大きさでプリントしたから超大変でした。もったいないからそのままで老眼鏡と虫眼鏡で見て頑張りました)

 


とにかく出版素人には単語が分からない。ナンプレ?トンボ?塗り残し?????
文章を書く以外の製本会社の社員の仕事のようなパソコン作業が多くて、不慣れな私は無限に時間をとられました。

??だらけですがここでくじけてはいけません。なぜなら某大手出版社で〇〇〇万円と言われた自費出版が5000円~10代万円(オプションの利用頻度による)くらいでできるのですから我慢して読みましょう。あ、ただし著者向けPOD出版サービスでは販売はアマゾンだけでしかできません。(つまり一般書店には出回らないということです)それが嫌なら諦めるしかないけど。

とりあえず入門はその手引書とホームページの隅から隅まで読むこと。最低10回。両方読まないとド素人さんには分かりません。何しろ、ワードと製本の基本知識があるという前提でマニュアルが進行しますので。私はイチかバチか、エイッとワードのいろんなボタンをクリックして覚えました。冷汗。

 


そこで、「いまさら聞けないワード操作」を開講します。
まず、文書PDFと表紙PDFがあります。私はここで早くもつまずきました。私は目次と本文を別のワード文書で書いていました。ところが、アマゾンPODでは、目次と本文が一つのワード文書でなければなりませんでした。ここで、二つのワード文書を一つに統合する必要性が出てきました。主にお世話になったのはネット検索です。完成するまでずーっとネットのお世話になりました。ネット上で知識を披露してくれている優しい人々にひたすら感謝でした。統合はコピペでやりました。分かってみればカンタン。


次に私は表表紙、裏表紙、背表紙を一つのワード文書で作っていました。ところが今度は表紙は3つに分けなければなりませんでした。本文と違うことに気づくまでに何度もネクストパブリッシング社にメールで問い合わせてしまいました。ユーザーズガイドに書いてあったのですが読み取れませんでした。今度は、一つのワード文書を切り離す作業です。これも新しい文書にコピペでできました。分かってみればカンタン。

PDF化は、ウィンドウズ10を購入したら簡単にできるようになっていました。いったんPDFにした文書は手直しできないので、元のワード原稿は必ず残しておきます。

 


一番困ったのは、フッターを使ったページの割り振りです。左右に割り振る方法はワードの教本にありましたが、私はどうしても片方にしかできません。そこで文書作成オプションを32000円でお願いしました。すごいものですね、プロの方って。左右にページが割り振られたのは当然なのですが、左ページだけにタイトルが載るようになり、しかも私が何度書き直してページがずれようともちゃんとリンクが貼ってあるので、気持ちよいほどに連動するのです。タイトルを書きかえればフッターのページタイトルも変わるのです!(驚)

 

 


まとめます。ここまでにかかった費用はISBN取得費用5000円、先のページ番号(ナンプレというらしい)に32000円。計37000円なり。

次は中級編です。本の体裁に整えるための、気の遠くなるような作業について書く予定です。


こうご期待。

 

社名は(株)インプレスR&Bで、アマゾンのPOD出版を担当している部署が「ネクストパブリッシング」です。訂正します。(2018.9.28)