その後を生きる、矢川冬の場合

実父からの性虐待サバイバー。「もう、沈黙はしない‥性虐待トラウマを超えて」出版。社会福祉士。家父長制絶対ダメ。HSPシニア独り暮らし。性虐待を事由に明記し戸籍名変更。女性無料シェアハウス運営。趣味はどけち節約と終活と防災サバイバル

ユーザー車検を続けていたが、久しぶりに車検を業者に頼んでみた結果

体調悪化のためユーザー車検ができそうになかったので、20年ぶりに車検を業者に頼んでみた

 

 

自分で車を転がしてラインに乗る気力がでない

なにをするにも気合が必要な私だが、喘息と胃のむかつきに気力を奪われた。喘息の薬の副作用と思われる胃部不快感、脱力感によりいつもの気合がわかない。

どうしてもできる気がしない。

業者を頼む際に相見積もりを取ることにした。

どんなに具合が悪かろうと、どけち魂だけは最後まで残るものだ。我ながら感心する。納得のいかない出費には鬼のように抵抗する。まあ、その精神があるからこそ、ここまで生き延びてきたのだけどね。

 

胃部のムカムカを抑えながらネット検索、4社に電話で相見積もりをお願いした。仮にA、B、C、D社とします。

 

 

A社は

軽自動車の新古車販売専門会社。車を購入した会社。「車検の速太郎」を導入している。商売上手で顧客用の飲み放題の自販機があり、待合室もおしゃれでゆったり待っていられる。予約をすると、ガラス越しに車検の様子を見ながら1時間で車検が終了する。

 

この会社は車購入者にはエンジンオイルを年2回無料にしてくれるので、そのときにテールランプのカバーに線が入っているのを店員が見つけて、「これ車検の時にうちでは通らない」というので、いくらか尋ねると「1万5000円」という。

触ってもガラス面は滑らかで指にひっかりは感じない。内側にうっすらと線が確かに見えるが、「その程度では運転に差し障らないし、交換する必要がない」と答えたが、店側は頑として「うちでは通らない」という。

検査協会に車をもって行かなくてよい車検場だから、厳しいルールを保っていないと車検場の登録を抹消されることもあるのだろうか。

 

その年は、確認のため検査場でユーザー車検をした

そこで、私はその年もユーザー車検を試してみた。検査協会ではテールランプのカバーまで見ないのは20年間のユーザー車検経験で知っていた

案の定テールランプのカバーなど目視すらされなかった。

それが2年前のこと。ちなみに検査場係員によるセクハラを受けた時だ。

yagawafuyu.hatenablog.com

 

 

そこで、2年後の今回もテールランプ交換をいいつのるかと聞いてみたところ、やはりそのようだ。そこで、「それはそちらの都合でしょ。検査協会では通るのは知っている」というと、電話口の女性は「では、車検の予約はいったん無しでよろしいですね!」と切れ口調で言うので、こちらも切れて「そうします!」と電話を切った。

 

このA社は急成長して支店を増やしているから資金繰りが追い付いていないと見た。こういうところは強引にでも客から金を引っぱろうとするから注意が必要だ。

 

これで、A社から車を買うことはないし縁が切れた。A社は顧客を一人失った。

 

 

B社は

車検時期になるとポスティングチラシが入る業者。格安10000円!でしかもオイル交換やタイヤローテーションやこれでもか!と無料サービスがつくという歌い文句が踊っている。ここのエネオスのガソリンスタンドで入っているのは「ニコニコ車検」

しかし、私は騙されない。なぜなら、10000円は整備し検査場まで持っていき、いろいろできる金額ではないからだ。

 

そこで、私はテールランプのカバーの件を持ち出し検査場では通っていると伝え、テールランプカバーの交換は必要ないと受付に言った。

 

折り返し整備の方面から電話が来て、「そのようなことですとちょっとお受けできません」と断られた。思った通り10000円でつられてきた客に、いろいろ交換部分を提示し金額を釣り上げていく作戦だったのだ。

そんな嘘をつかずに、最初から「うちは厳しいです」と言ったA社のほうがまだましかもしれない。

 

C社は

楽天車検のリストから安かったので電話してみた。「車検の見積もりをお願いします。」と言ったら「うちでは見積もりは出していません。すぐに車検に入ります」というので、どこをどう直されるか分からないでは頼めない。不要なテールランプカバーの傷は格好の標的にされそうだ。

 

日時設定の催促の電話が入ったので、「事前の見積もりがないのでは怖くてお願いできません」と答えたら、バシッと電話を切られた。いや、多分こちらが切るのが遅いだけだったと思うが。。スマホの電話の切り方が最近やっとわかったものでいつもモタモタするから。

 

 

D社は

さて、最後のD社だが結論を言うと、満足だった。こちらもエネオスのガソリンスタンドで楽天車検で探した。

前の3社の轍を踏み、ユーザー車検をしていることやテールランプカバーのことは言わず、事前査定をしてもらった。これは無料ではなく4000円かかっていたのが後でわかった。「相見積もりですが」と断っても嫌な顔もしないで査定してくれた。4000円も取っていたら当たり前か。

テールランプのカバーも査定の中に入っていた。私が知らないふりして難色を示すと、「多分ここは大丈夫です」と応じてきた。試しにいくらかかるか聞くと「8000円から10000円」と返事。A社は15000円と言っていたので、良心的だ。

最終見積もりの合計にテールランプのカバーは入っていなかった。勝利!

 

体調が悪くて代車の運転ができない

車検の当日、約束の時間まで寝込んでいた。時間が迫ってきて仕方なく起き上がり、車を動かした。帰るために代車に乗り込んだが、ホンダ車は私には大きすぎて運転席に座るも足がようやっと届くかどうかの状態。軽いめまいと吐き気があり、どうしても運転して帰れる気がしない

担当の女性に「運転できる気がしないから代車はいいです。歩いて帰ります」というと、店長と相談してその女性が家まで送ってくれた。感謝感激。うちの縦列駐車する狭小駐車スペースを見て驚いていた。

 

 

車検以外のサービスが充実していた

車検は当然のこと。それ以外にお願いしたのは、タイヤの前後ローテーション、空気圧、エンジンオイル、ウオッシャー液など当たり前。

極めつけは、洗車と車内清掃をつけてくれたこと。ピッカピカの車内に感動。感激してると、「うちはいつもここまでやります」と店長はどや顔

掃除が大嫌いだから、購入してからほぼ清掃はしていない。3年前に自損事故を起こして修理に出した修理工場が洗車と車内清掃もサービスしてくれてその時も感動したが、それ以来自分ではしていなかった。

つくづく掃除が嫌いなのだなあと思う。

 

yagawafuyu.hatenablog.com

 

法定料金が24740円、作業代23800円、合計で48540円の支払い

車検以外の作業代金として15000円だが、私は清掃がすごく嬉しかったので、その料金で納得した。しかも、家まで送ってくれたので感謝した。

翌日、送迎代のお礼にJTの優待でもらったカップ麺を差し入れた(けち?)。

 

 

この会社とはご縁があると感じた出来事

いずれは免許返納しなければならない。その時にバスを利用したいと思っていたが、引っ越してからコロナのせいで出歩かなかったから、土地勘がつかないままだった。そこで、翌日車を取りに行くのにバスを利用してみようと思いついた。

なんと運の良いことにコミュニティバスの乗り込むバス停も降りるバス停も便利な位置にあることが分かった。D社の最寄りのバス停は、私がいつも行くスーパーにかなり近いことも分かった。

これで、免許返納も怖くないぞ。

 

 

ところが最後にケチがついた。

数日して楽天カードの引き落とし明細にこの店の支払いだけが載っていないことが判明

店に問い合わせると「もう一人同じく引き落とされない人がいました。今原因を調べていますのでお待ちください」という返事。

楽天車検なのに、楽天カードで決済ができない?

 

待っていたが、把握に手間取っているらしい。

 

 

待っていてもらちが明かないので

自分で探して原因が分かったので、店側に教えてあげようと電話をした

私のほうでも調べるほうがいいだろうと思ったが、料金のかかるナビダイヤルは使いたくない。

探していると、ナビダイヤル以外の番号が見つかった。以下に書いておきますので、楽天カードのコンタクトセンターのオペレーターと話したい方はどうぞお使いください。

092-303-7188

092-474-6287

 

 

店の決済システムによっては2か月も支払いが確定しないことがあるらしい

オペレーターによると、車検代48540円が「未決済」になっているとのこと。「楽天が立て替えている状態です。該当の会社の決済が完了するまで1か月以上かかることもあります」とのことで、いずれ決済ができると知り安心。

 

機嫌よく終わった車検だったのに、とんだミソが付いたものだ。

店側は「お待ちください」と言ったあと「まだ原因が分からない」と電話が来てカード番号を聞いたので教えた。その時「パスワードが必要な場合はもうこちらでは対応できない」と言っていた。その言い方はお客さんのカードに問題があるという言い方だった。

 

「お待ちください」と言うので待っていたが、自分で調べて分かったことを教えた

自分で調べたことを店側に教えてあげようと電話をした。説明すると、店側ではすでに分かっていたようで、「うちは何か所か経由してクレジットが通っていくので決済が遅くなる。今回は8月になる予定」と言う。分かったのならなぜ連絡をくれないのかという言葉を飲み込みつつ聞いていると、

 

「こういうことはお客さんのほうで調べてもらわないとうちでは把握しきれない」などとこちらが手を抜いているかのような口ぶり

なんか、勘違いしてませんか?「お調べするのでお待ちください」と言ったよね。自分の会社が何ヵ所も通して決済することを知らなかったのはそっちだよね。社員で分からない決済システムが客に分かる訳がない。

 

 

客への過剰対応が不健全な労働環境になりかねないこと

分かってたら教えろや!待てというから待ったのだ

最初のころえらく親切だった店員の口ぶりが、気のせいかイラついてぞんざいになっているような。自分の会社の決済システムを知るまでにそうとう苦労したようだ。

 

お待ちください。ご迷惑をおかけします」というから、店で調べて連絡をくれると思うじゃないか。客には、安易についそんなことを言いがちだが、

できることと、できないことをはっきりコンセンサスは持ったほうが良い。

 

 

いろんな決済システムがある

消費者としても、いろんな決済をする会社があると知っていたら、自分のクレジットカードのせいばかりではないと、もう少し広い視野を持てたと反省もした。